@misc{oai:repo.qst.go.jp:00070870, author = {鵜澤, 玲子 and 古澤, 佳也 and 平山, 亮一 and 松本, 孔貴 and 幸田, 華奈 and 小池, 幸子 and 松藤, 成弘 and 加瀬, 優紀 and 安藤, 興一 and 鵜澤 玲子 and 古澤 佳也 and 平山 亮一 and 松本 孔貴 and 幸田 華奈 and 小池 幸子 and 松藤 成弘}, month = {Sep}, note = {【背景・目的】炭素線治療を含む、放射線治療では腫瘍の治療効果とともに、正常組織障害を生じさせないということも重要で、その為には正常組織での重粒子線の感受性を明らかにする必要がある。しかし皮膚障害については、皮膚上での線量やLETが患者さんごとに違っており、また皮膚上の一点に複数の照射が重なり合うため臨床結果からの解析は容易ではない。そこで、動物を用いたモノピークの重粒子線照射実験によって、LETと分割回数による皮膚反応の関係を明らかにした。そしてこの動物実験で得られたデータを元にリッジフィルターが作成された。実際の治療ではリッジフィルターによるSOBPビームが使われるので、SOBPの混合エネルギービームを用いて治療で想定されるようなスケジュールで照射した際の皮膚反応を調べ、治療ビームに対する皮膚反応の加算性や分割照射の繰り返し性がLQモデルで取り扱うことが可能かを検証する事も重要である。本実験では、作成されたリッジフィルターによる6cm SOBPでマウスの皮膚を照射し、その皮膚反応を観察・解析した。【材料・方法】C3H/HeNrs♀マウス皮膚に、炭素線290MeV/u 6cm SOBP内4ポジションとSOBP前の平坦部で24時間間隔、1〜6分割照射を行う。照射14〜35日後まで皮膚反応を観察し、Urano et al.IJROBP 15; 159- (1988)にしたがって皮膚反応をスコア化する。得られた結果をAndo et al.  JRR 46; 51- (2005)にしたがってスコア「2」の皮膚障害をおこす等効果線量を求め、Fe-plot(全線量の逆数をY軸、1回線量をX軸に取ったプロット)で解析する。実験結果がLQモデルに当てはまるなら、Fe-plotでは直線を示す。【結果】ガンマ線ではで1〜6分割から得られたFe-plotによる等効果線量のプロットが直線上に並ぶが、重粒子線モノピークでの分割照射では、2〜6分割から得られたプロットの延長上に、1回照射から得られたプロットが重ならず、2〜6分割から予測される線量より実際の1回照射で必要な等効果線量が多くなった。LETが60keV/μm以上ではその傾向が顕著となった。リッジフィルターを用いた6cm SOBPでの分割照射でも、同様の結果であった。, 日本放射線影響学会 第55回大会}, title = {重粒子線分割照射による早期皮膚反応}, year = {2012} }