@misc{oai:repo.qst.go.jp:00070867, author = {新田, 展大 and 柴田, さやか and 関田, 愛子 and 尾澤, 芳和 and 佐賀, 恒夫 and 青木, 伊知男 and 柴田 さやか and 佐賀 恒夫 and 青木 伊知男}, month = {Sep}, note = {【目的】近年、腫瘍内の微小循環や組織構築は、腫瘍の悪性度や治療抵抗性を決定する指標として関心が高まっている。腫瘍組織をin vivoにおいて高い空間分解能にて観察することで、悪性度や治療抵抗性を評価できる可能性がある。組織間での磁化率の違いを画像化する磁化率強調画像(SWI)は、腫瘍組織内の脈管や微小出血、腫瘍の組織構造などを高感度で描出しうる。今回、マウス皮下に移植した腫瘍を高磁場(7.0T)-MRIと高い信号雑音比を達成できる冷却コイルを用い、SWI画像と病理組織染色を比較したので報告する。 【方法】装置は7.0T MRI装置(Bruker Biospin社製)、コイルは冷却コイル(CryoprobeTM, Bruker Biospin社製)を用いた。撮像対象として臀部に細胞株(colon26)を皮下移植したヌードマウスを用いた。移植より10~12日目後にMRIを撮像した。撮像パルスシークエンスは3D GE法、条件設定はTR/TE=75/7.7 ms、ボクセルサイズは0.055×0.055×0.100 mmとした。造影剤投与前にSWIを撮像し、その後Gd-DTPAを投与し、同様の撮像を行った。画像解析にはParavision 5.1および、OsiriXをもちいた。撮像終了後、マウスを屠殺し、速やかに腫瘍を摘出し切片を作成、固定して病理標本を作成、HE染色し、MR画像と比較した。 【結果および結論】7T-MRIと冷却コイルを用い、平面内55μmの空間分解能によるSWIが得られた。病理切片との比較において、腫瘍内部の微細な血管構築や組織と関連が観察された。また Gd-DTPA投与によって、より血管の磁化率が強調された。, 第40回日本磁気共鳴医学会大会}, title = {7.0T-MRIとクライオプローブを用いたSWIによる腫瘍組織の細胞の微細構造の描出:病理組織との対比}, year = {2012} }