@misc{oai:repo.qst.go.jp:00070797, author = {中西, 郁夫 and 大久保, 敬 and 宇都, 義浩 and 川島, 知憲 and Manda, Sushma and 松本, 謙一郎 and 堀, 均 and 福原, 潔 and 伊古田, 暢夫 and 福住, 俊一 and 安西, 和紀 and 小澤, 俊彦 and 中西 郁夫 and 川島 知憲 and Manda Sushma and 松本 謙一郎}, month = {Jun}, note = {【目的】フェノール性抗酸化物質によるフリーラジカル消去反応には、いくつかの反応機構が提案されているが、その詳細については不明な点が多く残されている。本研究では、ブラジル産プロポリスに由来するアルテピリンCおよびその類縁体に対し、密度汎関数(DFT: Density Functional Theory)法により種々の熱力学的パラメータを計算し、DPPH (2,2-diphenyl-1-picrylhydrazyl)ラジカル消去速度定数との関係について検討した。 【方法】DFT計算はGaussian 09プログラム(Revision A.02)を用い、B3LYP/6-31G(d)レベルで行った。DPPHラジカル消去速度はユニソクRSP-1000-02NM型ストップトフロー分光測定装置を用いて測定した。 【結果および考察】酸素非存在下、アセトニトリル(MeCN)中、25℃で、アルテピリンCおよびその類縁体によるDPPHラジカル消去の二次反応速度定数(k)を決定した。得られたk値の対数(log k)は、DFT計算で決定したフェノール性水酸基のO−H結合解離エネルギー(D(HT))と良好な直線関係が得られ、D(HT)値が小さいほどDPPHラジカル消去活性が高いことがわかった。一方、DFT計算で決定したイオン化ポテンシャルとk値との間には相関が見られなかった。以上の結果から、MeCN中におけるアルテピリンCおよびその類縁体によるDPPHラジカル消去反応は、電子移動を経由しない一段階の水素原子移動機構で進行すると考えられる。k値に対する速度論的同位体効果についても検討したので報告する。, 第65回日本酸化ストレス学会学術集会}, title = {アルテピリンCおよびその類縁体の密度汎関数計算による熱力学的パラメータとフリーラジカル消去活性との関係}, year = {2012} }