@misc{oai:repo.qst.go.jp:00070733, author = {黒田, 悠生 and 吉井, 幸恵 and 脇, 厚生 and 清野, 泰 and 吉井, 裕 and 古川, 高子 and 浅井, 竜哉 and 岡沢, 秀彦 and 佐賀, 恒夫 and 藤林, 康久 and 黒田 悠生 and 吉井 幸恵 and 脇 厚生 and 清野 泰 and 吉井 裕 and 古川 高子 and 佐賀 恒夫 and 藤林 康久}, month = {May}, note = {三次元培養がん細胞(がん細胞スフェロイド)は立体構造を取るため、二次元培養細胞に比べin vivo腫瘍の性質をより反映する有用なモデルであると期待される。しかし、従来の三次元培養法では、取扱いが煩雑である、再現性が低くなる等の問題があった。また、汎用されている既存の三次元培養法では、細胞の足場としてMatrix gelを用いるため、蛍光イメージング法を用いた研究には適用しにくいといった問題点もあった。一方、我々は、ナノサイズの足場パターンがプリントされた非生物由来polymer plate(Nano Culture Plate, NCP)を用いることで、簡便に再現性よく細胞生存率の高いがん細胞スフェロイドが得られることを明らかにしている(2010本学会)。また、本培養法の培養器底面には、透明で均一なパターン構造を細胞の足場として用いているため、蛍光イメージング研究に応用が可能であると考えられた。そこで本研究では、NCPによって形成されるがん細胞スフェロイドの形成過程を蛍光イメージング法により可視化することを試みた。その結果、NCP上に播種されたRFP発現がん細胞が、遊走し互いに凝集し、スフェロイドを形成する過程を蛍光イメージング法を用いて容易に観察できることが明らかとなった(図A)。また、NCPに播種された5日後の細胞の細胞活性をCellTiter-Glo Luminescent Cell Viability Assay(Promega)を用いて分光光度学的に検討し、各ウェル間・プレート間において高い均一性・再現性が保持されていることが確認された(図B)。 以上、本検討から、NCPを用いた三次元がん細胞培養法は、再現性が高く、蛍光イメージング研究など分子イメージング研究を容易に行うことができる新しいin vitro実験モデルとなり得ると考えられた。, 第6回日本分子イメージング学会総会・学術集会}, title = {ナノパターン足場構造を用いた新規三次元がん細胞培養法の蛍光イメージング研究における適用}, year = {2011} }