@misc{oai:repo.qst.go.jp:00070649, author = {三輪, 建太 and 小山, 眞道 and 犬伏, 正幸 and 佐賀, 恒夫 and その他 and 三輪 建太 and 犬伏 正幸 and 佐賀 恒夫}, month = {Oct}, note = {肺腫瘤性病変の正確な良悪性の鑑別は、治療方針の決定に重要である。しかしPETでは結核や肺炎も強集積を示すため偽陽性となり、肺癌との鑑別が困難な場合がある。そこでフラクタル解析を用いた肺癌と炎症性疾患の鑑別の可能性について検証した。対象は肺癌疑いでPET/CTを施行した患者のうち、その後病理により確定診断が得られた53例(肺癌35例、炎症18例)である。PET画像に濃度フラクタル解析を適用して濃度フラクタル次元を算出した。また、肺野条件のCT画像で特定した病巣の輪郭に対する構造フラクタル次元も算出した。それぞれの次元を用いて肺癌と炎症性疾患との統計的有意差検定を行った。構造フラクタル次元は、肺癌と炎症性疾患との間に有意差は認められなかった。しかしPET画像から算出した濃度フラクタル次元では有意差が認められた(p=0.00076)。肺癌と炎症とのカットオフを0.025とした場合、感度69%、特異度67%、正診率68%であった。また濃度フラクタル次元は病巣の位置やサイズに依存しなかった。よって、濃度フラクタル解析は肺癌と炎症の鑑別に有用である。, 第51回日本核医学会学術総会}, title = {フラクタル次元を用いた肺癌と炎症性疾患の鑑別}, year = {2011} }