@misc{oai:repo.qst.go.jp:00070609, author = {山本, 直敬 and 馬場, 雅行 and 中嶋, 美緒 and 宮本, 忠昭 and 鎌田, 正 and 辻井, 博彦 and 山本 直敬 and 馬場 雅行 and 中嶋 美緒 and 宮本 忠昭 and 鎌田 正 and 辻井 博彦}, month = {Nov}, note = {【はじめに】 すでにわれわれは末梢型?期肺癌の炭素線治療で治療前後の肺機能を比較し、肺活量 と1秒量の低下がそれぞれ10%以下であり、肺の障害が軽度な安全な治療であることを報告している。しかし肺門付近の肺癌に対する炭素線治療で区域気管支の入口部より中枢側が照射野に含まれる場合、癌の浸潤がない中枢気道も狭窄・閉塞するおそれがあり、低肺機能の患者では重篤な障害となりうる。 これらの区域気管支の入口部より中枢側が照射野に含まれる症例に対して気管支の障害の低減をめざし、肺機能温存も考慮した照射方法で炭素線治療を行ったので報告する。 【対象と方法】 ?次気管支が照射野に含まれる肺癌に対して明らかな浸潤がない?次気管支への照射線量を25%減じた照射を行った。このうち治療後1年以上経過した11例を対象とした。 男性7例女性4例、平均年齢76.2歳、IA期2例、IB期8例、?B期1例で腺癌4、扁平上皮癌7。手術非適応が6例であった。総線量68.4GyEで12回分割照射を施行した。 治療後の定期検査を3か月ごとに行い、障害と効果を評価した。肺機能検査を治療前と後3か月ごとに施行して治療後の肺機能の変化を検討した。 【結果】 観察期間は52.1-16.1か月(中央値29.4)である。全例で腫瘍の局所再発はない。有害事象では皮膚や肺の早期反応、遅発性反応ともに日常生活に問題となるものはなかった。治療後1年間の肺機能変化では、肺活量が治療前値の25%を超えて減少した症例はなかった。1秒量の減少が治療前値の25%を超えた症例は2例あった。 【結論】 気管支をできる限り温存した照射を行うことで肺機能の損失を抑えられる可能性がある。, 第52回 日本肺癌学会総会}, title = {肺門付近の肺癌に対し肺機能の可及的温存も考慮して炭素線治療を行った症例の検討}, year = {2011} }