@misc{oai:repo.qst.go.jp:00070598, author = {大橋, 靖也 and 大橋 靖也}, month = {Oct}, note = {目的:当院では肺癌患者に重粒子線治療を行っており、その治療前後に11Cメチオニン(MET)PET/CT検査を行なっている。副腎は肺癌が転移する部位の一つとして知られ、今回我々はMET-PET/CTの副腎転移診断能について検討した。 対象:2006年〜2009年の間にMET-PET/CTが施行され、2年以上の経過観察が行われた肺癌患者125名を対象とした。このうち副腎転移が認められたのは5症例(左3症例・右2症例)であった(病理組織学的に確認)。 方法: MET集積はTNR(腫瘍正常組織比)にて評価した。左右の正常副腎の集積の平均の差をnon-pared t-testで評価した。MET-PET/CTによる副腎転移診断能をROCカーブを用いて評価した。 結果:左右正常副腎の集積の平均は左2.8+-1.0、右 3.9+-2.0であり、右正常副腎の集積が左に比べて有意に高かった(p<0.01)。左転移副腎(3症例)と右転移副腎(2症例)の集積の平均はそれぞれ9.3と2.8であった。左右それぞれのROC解析では、左副腎ではAUC=0.77とmoderate accuracyであった。右副腎はAUC=0.68とlow accuracyであった。 結論:MET-PET/CTの肺癌副腎転移に対する診断能は左副腎に対しては比較的精度がよい可能性があったが、右副腎では低い診断能が予想される。, 第51回日本核医学会学術総会}, title = {メチオニンPET/CTによる肺癌副腎転移診断能の検討:組織別比較}, year = {2011} }