@misc{oai:repo.qst.go.jp:00070595, author = {小藤, 昌志 and 長谷川, 安都佐 and 高木, 亮 and 藤川, 陽 and 森川, 貴迪 and 鎌田, 正 and 小藤 昌志 and 長谷川 安都佐 and 高木 亮 and 藤川 陽 and 森川 貴迪 and 鎌田 正}, month = {Oct}, note = {【目的】頭頸部腺癌に対するX線治療成績は不良であり、手術不能例では長期予後が期待できないだけでなく、機能、整容面で患者のQOLは大幅に低下する。重粒子線はX線と比較して高い抗腫瘍効果と線量集中により、頭頸部腺癌の根治治療法となる可能性がある。今回頭頸部腺癌の重粒子線治療成績を評価した。【対象・方法】対象は1997年5月〜2010年6月に重粒子線治療が施行された頭頸部腺癌48例(男性29例、女性19例、年齢中央値は61歳)。原発部位は鼻腔・副鼻腔22例、眼窩8例、唾液腺7例、その他11例。初回治療例は31例(T分類はI期:1例、II期:2例、III期:6例、IV期23例)、術後再発9例、術後残存5例、化学療法後残存3例であった。3例に頸部リンパ節転移を認めた。炭素イオン線治療は16回/4週のスケジュールで行われ、30例は57.6GyE、18例は64.0GyEで治療された。【結果】全例治療を完遂した。観察期間中央値は42.5ヵ月(10.3-137.3ヵ月)。5年局所(照射野内)制御率は67.9%であった。5年全生存率、原病生存率、無病生存率はそれぞれ61.7%、63.0%、41.5%。晩期のGrade2以上の有害事象として視神経炎6例、脳炎1例、腐骨2例、粘膜潰瘍1例を高線量域内に認めた。【結論】重粒子線治療は頭頸部腺癌に対して有効な治療法であり、手術不能症例に対しても長期予後、QOLの維持が期待できる。, 第49回日本癌治療学会学術集会}, title = {頭頸部線癌に対する重粒子線治療}, year = {2011} }