@misc{oai:repo.qst.go.jp:00070472, author = {松本, 謙一郎 and 乳井, 美奈子 and 中西, 郁夫 and 松本, 千波 and 福武, 昌人 and 加瀬, 義夫 and 松本 謙一郎 and 乳井 美奈子 and 中西 郁夫 and 松本 千波 and 福武 昌人}, month = {Jul}, note = {腹部や頭部における放射線治療に伴う副作用として放射線腸炎や口内炎等が知られており、それらは患者のQOLを著しく害する。一方、臨床において半夏瀉心湯が口内炎や下痢を改善する報告があるが、その作用機序は不明のままである。これまでに報告されている放射線防御剤の多くは活性酸素・フリーラジカル消去作用を持つ物質であるので、そこで、半夏瀉心湯の活性酸素消去能の評価を行った。 ヒポキサンチンとキサンチンオキシダーゼによるスーパーオキサイド発生系に30 mMのDMPOと様々な濃度(0, 0. 05, 0.1, 0.2%w/v)の半夏瀉心湯エキス末を加えて、生成するDMPO-OOHの量をX-band EPRで測定した。フェントン反応、過酸化水素への紫外線を照射、および反応溶液へのX線照射による各ヒドロキシルラジカル生成系に、30 mMのDMPOと様々な濃度(0, 0.25, 0.5, 1, 2%w/v)の半夏瀉心湯エキス末を加えて、反応溶液中に生成するDMPO-OOHの量をX-band EPRで測定した。30 mMのDMPO溶液にX線を照射して予めDMPO-OHを生成させ、続いて2%w/vの半夏瀉心湯エキス末を加えて、半夏瀉心湯によるDMPO-OHの分解の有無を確認した。 結果から、半夏瀉心湯はスーパーオキサイドとヒドロキシルラジカルを比較的良く消去すると考えられた。しかし過酸化水素との反応性は低いものと考えられた。, 第64回日本酸化ストレス学会学術集会}, title = {半夏瀉心湯の活性酸素消去能}, year = {2011} }