@misc{oai:repo.qst.go.jp:00070471, author = {酢屋, 徳啓 and 及川, 将一 and 石川, 剛弘 and 小西, 輝昭 and 白川, 芳幸 and その他 and 酢屋 徳啓 and 及川 将一 and 石川 剛弘 and 小西 輝昭 and 白川 芳幸}, month = {Jul}, note = {1998年3月放射線医学総合研究所の静電加速器棟にHVEE社製タンデム型静電加速器タンデトロンModel 4117MC+を納入して以来13年になる。その間大きなトラブルもなく順調に稼働していたが、東日本にある他の施設同様3月11日の大震災でビームラインが震動により損傷を受け、アライメントを取り直さなければ加速器を稼働させられない状態になった。本施設では、主に1.7MVのタンデム加速器システムからのプロトンビームを用いたPIXE分析とマイクロビームによる細胞照射実験を行っている。システムの構成としては、スイッチングマグネットで切り替え可能なコンベンショナルPIXEビームラインとDroplet(大気圧)PIXEライン、そしてスイッチングマグネット手前に90°マグネットが設置されており、その先にマイクロPIXEビームラインと垂直方向にマイクロビーム細胞照射装置(SPICE ;Single particle irradiation system to cell)ビームラインがある。これらのシステムの中で地震によるアライメントのずれが激しかったのは、スイッチングマグネットであった。SPICE用マグネットも震動によりフライトチューブ等に損傷を受けた。加速器本体もSF6ガスの漏れが検出されたので、タンクを開け内部の状況を確認した。特に加速管に異常は認められなかったが、点検の結果、ストリッパーガス用発電装置の樹脂製ドライブシャフトに摩耗による損傷を発見した。 まだ復旧作業は始まったばかりだが、今回は大きくずれたビームラインのアライメント作業と損傷した装置の状況を報告する。, 第24回タンデム加速器及びその周辺技術の研究会}, title = {放医研静電加速器棟(PASTA&SPICE)の現状(2)}, year = {2011} }