@misc{oai:repo.qst.go.jp:00070404, author = {中山, 文明 and 安田, 武嗣 and 梅田, 禎子 and 浅田, 眞弘 and 今村, 亨 and 明石, 真言 and 中山 文明 and 安田 武嗣 and 梅田 禎子 and 明石 真言}, month = {Mar}, note = {Fibroblast growth factor (FGF)ファミリーは細胞の増殖・分化など通じて様々な生命現象を制御しており、再生医療においてもその機能を利用した分子の開発が期待されている。FGFの作用機序として、細胞表面のFGFレセプター(FGFR)を介したシグナル以外に、細胞内FGFからのシグナルも細胞増殖に関与していることが知られている。しかしながら、FGFの細胞内移行を担うドメインに関してほとんど不明であり、細胞内移行の生理的役割も解明されていない。本研究では、組み換えFGF12が細胞外から細胞内へ高頻度に移行することを見出し、細胞内移行を担う膜透過ペプチド(CPP)ドメインを2つ同定した。1つは、FGF12の中央部に10〜30アミノ酸よりなる領域で(CPP-M)、他のFGFにも相当するドメインが認められた。一方、FGF12のC末端付近に存在するCPPは約10アミノ酸よりなる領域(CPP-C)で、これに相当するドメインは他のFGFで認められず、FGF12特有のものであった。そこで、FGF12と構造的に類似なFGF1に、CPP-Cを追加したところ、FGF1の細胞内移行が著しく増加した。最後に、FGF12がCPP-Cに依存して小腸の放射線誘導性アポトーシスを抑制することも見出した。以上の所見は、FGF12がCPP-Cにより細胞内移行し、生理的機能を担うことを示唆した。, 第10回日本再生医療学会総会}, title = {FGFファミリーの細胞内移行ドメインの同定}, year = {2011} }