@misc{oai:repo.qst.go.jp:00070401, author = {劉, 翠華 and 鶴岡, 千鶴 and 古澤, 佳也 and 鈴木, 雅雄 and 劉 翠華 and 鶴岡 千鶴 and 古澤 佳也 and 鈴木 雅雄}, month = {Oct}, note = {【目的】正常confluent細胞では、X線照射し、24時間培養した場合の生存率は、照射直後に処理した場合の生存率より有意に高いことが知られている(PLDR)。高LET重粒子線ではPLDRが欠如する事が言われているが重粒子線におけるPLDRの評価およびPLDRのLET・加速核種依存性について詳細に明らかにしたものはない。本研究ではヒト胎児肺由来正常線維芽細胞におけるPLDRのLETおよび加速核種依存性について検討した。 【材料と方法】 ヒト正常線維芽細胞(HFL-I)を用い、X線、C290 MeV/u,C135 MeV/u(13keV〜100keV),Ne400 MeV/u(55keV〜100keV),Fe500 MeV/u(200keV〜400keV)で細胞を照射した。照射後37℃で24時間修復させた細胞(DP)と照射直後に(IP) subcultureした細胞におけるコロニー法より生存率の線量効果関係を求めた。 【結果・考察】X線、13keV/μmから400keV/μmの重粒子線で照射した細胞の生存率曲線より、それぞれのIP、DPのD10値を計算してDP D10/IP D10比を求めた。結果、X線ではDPD10/IPD10比は1.8に対してFe500meV/uの400keV/um鉄イオンではその比は1.13になった。LET高くなるとPLDRは明らかに少なくなった。同じLETで違う加速核種のD10値の時PLDRが差がある事が分かった。X線のIP,DPのD10値に対してRBE値を求めた結果IPでは1.18から2.88、DPでは1.28から4.11になった。以上の結果から同じLETで加速核種異なるとPLDRも異なる事が分かった。D10値の比較よりx線や低LETの粒子線では潜在致死損傷修復を起きやすい、IPよりDPの方がRBE値は高いことが分かった。, 日本放射線影響学会第53回大会}, title = {重粒子線における潜在的致死損傷修復評価の検討}, year = {2010} }