@misc{oai:repo.qst.go.jp:00070368, author = {田巻, 倫明 and 大野, 達也 and 加藤, 真吾 and 辻井, 博彦 and 田巻 倫明 and 大野 達也 and 加藤 眞吾 and 辻井 博彦}, month = {Nov}, note = {【はじめに】局所進行子宮頸部腺癌は、扁平上皮癌と比較して化学療法や放射線治療に抵抗性であり、予後不良であることが知られている。我々は、炭素線治療を施行し3年7か月無病生存中のIIIb期子宮頸部腺癌の一例を報告する。【症例】初診時54歳の女性。不正性器出血を主訴に、近医を受診。精査にて子宮頸癌IIIb期(類内膜腺癌)と診断された。治療前のMRIにて子宮頸部に7×6×5cm大の腫瘍と右骨盤リンパ節腫大が認められた。内診上、腫瘍は右骨盤壁に達していた。腫瘍マーカーは、CA19-9が 142.4U/ml(基準値37U/ml以下)、CA125 が224.8U/ml(基準値35U/ml以下)であった。炭素線は週4回法にて、全骨盤に36GyE/12fr、続いて子宮+転移リンパ節に16GyE/4fr、さらに腫瘍中心部にしぼって16GyE/4fr (計68GyE/20fr/5w)照射した。化学療法および腔内照射は併用していない。治療中の急性有害事象は腸管、膀胱、皮膚のいずれもGrade 0 (RTOG criteria)であった。治療終了時には腫瘍マーカーが正常化し、治療前にみられた下腹部痛と下肢の浮腫は軽快した。終了2か月後にはMRI上腫瘍の消失が認められた。治療開始2年5か月後に、肉眼的血尿(Grade2, RTOG/EORTC criteria)が出現したが、1か月後には軽快した。他の有害事象は認められず、3年7か月経過した現在、無病生存中である。, 日本放射線腫瘍学会第19回学術大会}, title = {炭素線治療を施行し3年7ヶ月無病生存中のIIIb期子宮頸部腺癌の一例}, year = {2006} }