@misc{oai:repo.qst.go.jp:00070349, author = {數藤, 由美子 and 酒井, 一夫 and 穐山, 美穂 and 高島, 良生 and 明石, 真言 and 山田, 裕司 and 數藤 由美子 and 酒井 一夫 and 穐山 美穂 and 高島 良生 and 明石 真言 and 山田 裕司}, month = {Oct}, note = {ヒトの各染色体を染め分ける多色蛍光 in situ ハイブリダイゼーション (M-FISH) 法では、染色体の転座・挿入やマーカー染色体の由来を直接的に検出することが可能である。DNAマイクロアレイ法やDNAシーケンシング法が細胞遺伝学に応用されるようになった現在もなお、染色体異常を解析するうえで重要な方法である。  放射線被ばくの生物線量評価は、従来からギムザ染色による染色体異常検出に基づいており、細胞当たりの誘発異常染色体数を求めることでなされてきた。これは主として二動原体染色体という不安定型構造異常を形態学的に分別してスコアリングするものである。本研究では、2 Gy のX線照射(線量率 1.23 Gy/min)を行った末梢血リンパ球について48時間培養を行い、M-FISH法を適用して、二動原体染色体やリング染色体だけでなく、転座・挿入・染色体断片とその異常に関与した染色体とを特定し、スコアリングした。その結果、ギムザ法では2染色体の融合による二動原体染色体と観察されても実際は3個あるいはそれ以上の染色体が関わる複雑なイベントにより生じたものがあることなどを見出した。本方法により二動原体およびリング染色体と転座型異常の発生頻度を比較することで、従来の生物線量評価法の補正も可能と考えられる。本研究ではさらに、構造異常を生じた染色体の組み合わせと頻度から推定される染色体の核内配列と従来予測されてきたテリトリーとの関連性の有無などについて検討した。, 日本人類遺伝学会第55回大会}, title = {M-FISH法によるX線照射末梢血培養リンパ球の染色体異常解析}, year = {2010} }