@misc{oai:repo.qst.go.jp:00070316, author = {藤井, 啓輔 and 赤羽, 恵一 and 福田, 利恵子 and 宮嵜, 治 and 堀内, 哲也 and 嶋田, 彩乃 and 永松, 洋志 and 川崎, 稔生 and 藤井 啓輔 and 赤羽 恵一 and 福田 利恵子 and 宮嵜 治}, month = {Sep}, note = {[目的] 近年、小児に対するCT検査数は増加傾向にあり、小児は成人に比べ放射線に対する感受性が高いと考えられているため、CT検査による小児の健康への影響に対する関心が高まっている。従って、CT撮影条件の最適化やリスク評価は重要な課題であり、そのためには被ばく線量の評価が欠かせない。また、小児は年齢によって体型が大きく異なるため、それぞれ体型に適した線量評価が必要であるが、特に乳幼児に対する線量データはほとんど報告されていない。本研究では、2施設の小児専門病院において乳幼児に対する頭部、胸部、腹部-骨盤CT検査時の被ばく線量を評価した。 [使用装置と方法] 1歳児を高度に模擬した物理ファントム(CIRS社)内の各組織・臓器位置に蛍光ガラス線量計を1条件につき160本程度設置し、各施設で1歳児に対して日常的に使用されている頭部、胸部、腹部-骨盤CT条件でファントムをスキャンした。各条件でX線を照射後、線量計をリーダで読み取り、各組織・臓器の吸収線量(臓器線量)を評価した。 [結果と考察] 1歳児頭部CT検査時における脳および水晶体線量は約30-35mGyであった。胸部CT検査および腹部-骨盤CT検査時におけるスキャン範囲内に位置する臓器の線量は約3-10mGyで、施設間で線量は大きく異なっていた。また、1歳児胸部、腹部-骨盤CT検査時における線量は、以前我々が評価した成人CT検査時の線量と比べ、20-50%程度低減しており、また、6歳児に対する小児CT検査時の線量とはほぼ同程度であることが分かった。本研究で評価した線量値は、撮影条件の最適化やリスク評価のための情報源となると考えられる。, 第100回医学物理学会学術大会}, title = {乳幼児CT検査における被ばく線量の評価}, year = {2010} }