@misc{oai:repo.qst.go.jp:00070312, author = {山本, 直敬 and 馬場, 雅行 and 堀野, 武 and 中嶋, 美緒 and 鎌田, 正 and 辻井, 博彦 and 山本 直敬 and 馬場 雅行 and 堀野 武 and 中嶋 美緒 and 鎌田 正 and 辻井 博彦}, month = {Nov}, note = {【はじめに】 区域気管支の入口部より中枢側が照射野に含まれる場合、癌の浸潤がない中枢気道も狭窄・閉塞するおそれがあり、低肺機能の患者では重篤な障害となりうる。これらの症例で、治療後の肺機能予測の可能性を検討した。 【対象と方法】 ?次気管支が照射野に含まれる肺癌13例に対して明らかな浸潤がない?次気管支への照射線量を25%減じた照射を行った。このうち治療後1年以上経過した7例を対象とした。 男性4例女性3例、平均年齢78.6歳、IA期1例、IB期6例で腺癌4、扁平上皮癌3。手術非適応が4例(低肺機能4、心疾患1)であった。総線量68.4GyEで12回分割照射を施行した。 肺機能検査を治療前と後3か月ごとに施行した。治療前の気管支鏡所見、CT、治療計画をもとに障害されると予想した領域の亜区域支数から予測肺活量、予測1秒量を計算した。予測値と治療1年後の実測値とを比較し5%以上を有意とした。 【結果】 観察期間45.5-16.7ヵ月(中央値32.0)、全例で腫瘍の局所再発はなく?次気管支の狭窄も認めていない。 治療1年後の肺機能は、肺活量では予測値より高値5例、等しい1例、低値1例、1秒量では予測値より高値1例、等しい3例、低値3例であった。この3例は平均15.7%予測値を下回っていた。肺活量と1秒量で予測値を下回ったのは治療前低肺機能症例であったが、ADLの障害は認めなかった。 【結論】 上記照射法での治療症例における亜区域支数の割合による肺機能の予測は簡便であり、治療後の障害の予測に利用可能であると考える。 治療後の肺活量を過小に、1秒量を過大に予想する傾向が見られたが、基礎疾患の増悪など他の要因も考えられるためさらなる症例の蓄積が必要である。, 第51回 日本肺癌学会総会}, title = {?次気管支が照射野に含まれる肺癌に対する炭素線治療後の肺機能を予測する試み}, year = {2010} }