@misc{oai:repo.qst.go.jp:00070269, author = {小久保, 年章 and 樋野, 興夫 and 島田, 義也 and 小久保 年章 and 島田 義也}, month = {Apr}, note = {【目的】腎がんリスクについて、Ekerラットモデルを用いてγ線による腎臓腫瘍誘発の被ばく時年齢差を明らかにすることを目的とした。 【方法】Tsc2ヘテロ型の雄Ekerラットと雌F344ラットを交配し、胎齢15、19日目、生後5、20日目にγ線2Gyを照射した。照射後、生後8および27週齢時に解剖し、腎臓を10%中性緩衝ホルマリン液で固定後、HE標本を作製して尿細管上皮の増殖性病変の出現率を求めた。 【成績および結論】8週齢で解剖した照射動物において、雌雄ともに異型尿細管が増加し、特に生後5、20日目の照射で顕著に認められた。また尿細管が腫瘍化まで進行している個体が散見されたが、特定の照射時期に限定した変化ではなかった。27週齢で剖検した照射動物において、雌雄ともすべての照射時期で尿細管の過形成病変が認められ、特に胎齢19日目での照射では、明らかに尿細管が腫瘍化まで進行する個体の増加がみられた。以上のことから生後8週齢の検査により放射線による腎臓腫瘍が照射後比較的短期間でも惹起することが明らかとなり、また生後27週齢の検査結果から、妊娠後期の放射線照射は尿細管の腫瘍化リスクを高めることが示唆された。, 第99回日本病理学会総会}, title = {放射線誘発腎発がんの被ばく時年齢依存性}, year = {2010} }