@misc{oai:repo.qst.go.jp:00070140, author = {山谷, 泰賀 and 吉田, 英治 and 木内, 尚子 and 菅, 幹生 and 錦戸, 文彦 and 稲玉, 直子 and 村山, 秀雄 and 辻, 厚至 and 國領, 大介 and 青木, 伊知男 and 稲庭, 拓 and 山谷 泰賀 and 吉田 英治 and 木内 尚子 and 菅 幹生 and 錦戸 文彦 and 稲玉 直子 and 村山 秀雄 and 辻 厚至 and 國領 大介 and 青木 伊知男 and 稲庭 拓}, month = {May}, note = {我々は、開放化という全く新しい概念を持つ世界初の開放型PET装置「OpenPET」のアイディアを2008年に提案し(Yamaya et al Phys. Med. Biol. 2008)、検出器や画像化手法等に関する要素技術を開発してきた。今回、要素技術を集約し、OpenPETコンセプトの実証実験を目的とした小動物サイズのOpenPET試作機を初めて開発したので報告する。具体的には、4層DOI検出器(LGSO, 2.9×2.9×5.0mm3)8個から構成される検出器リング(内径110mm)を2本離して配置し、42mm幅の開放領域(シンチレータブロック間距離)を確保した。実際の開放領域幅はガントリ部材の厚みにより多少狭くなるが、ヒト用サイズに相似拡大した場合、20〜30cmの開放領域幅に相当する。OpenPETによって、治療中のPET診断が可能になるほか、開放空間に別のイメージング装置を挿入することによって、同一箇所を複数のモダリティで同時撮像することが可能になると期待される。そこでまず、重粒子線がん治療装置HIMACの照射室に試作機を持ち込み、目に見えない重粒子線ビームの体内線量分布を3次元的に可視化するコンセプトを、ファントム実験により実証した。また、開発装置は小動物用サイズであるため、前臨床の分子イメージング研究を推進するツールにもなる。そこで、FDG投与の腫瘍モデルマウスを試作機で計測し、複数のモダリティ(今回はPETと光学カメラ)で同時撮像する実験も行った。今後、現時点では思いもつかない様な、開放化の特長を活かした斬新的な研究が生まれる可能性も期待できる。, 第5回日本分子イメージング学会総会・学術集会}, title = {コンセプト実証のための小動物用OpenPET試作機の開発}, year = {2010} }