@misc{oai:repo.qst.go.jp:00070020, author = {中嶋, 美緒 and 梅村, 啓史 and 馬場, 雅行 and 山本, 直敬 and 須金, 紀雄 and 佐藤, 守 and 吉野, 一郎 and 溝江, 純悦 and 鎌田, 正 and 野村, 文夫 and 中嶋 美緒 and 馬場 雅行 and 山本 直敬 and 須金 紀雄 and 溝江 純悦 and 鎌田 正}, month = {Nov}, note = {【目的】炭素線治療を行った非小細胞肺癌症例の治療前後の血清をペプチドーム解析し、照射の影響や治療効果を反映すると考えられるペプチドを同定する。 【対象】当院で2006年9月から2008年2月に炭素線治療を行った非小細胞肺癌36例の治療前、治療後1-3日、治療後1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月の血清を解析対象とした。 【方法】血清サンプル各5μLを磁性ビーズ(WCX、C8、IMAC-Cu、ブルカー・ダルトニクス社)により処理した後、α-cyano-4-hydroxy-cinnamic-acid (CHCA)マトリックスと混合、結晶化させた。作製した結晶をマトリックス支援レーザー脱離イオン化飛行時間型質量分析計(MALDI-TOF/TOF MS)のAutoflex II(ブルカー・ダルトニクス社)で測定した。得られたMSスペクトルをClinProTools 2.1ソフトウェアで解析し、治療前後において有意に強度が変化するピークを探索後、タンデムMS解析で同定した。 【結果】探索の結果、2861Daのピークが治療直後1-3日のみ有意に上昇し、その後速やかに治療前のレベルまで低下することを見出した。また、このピークの上昇は一回の治療あたりの照射線量と相関を示した。このピークを同定したところ、フィブリノゲンα鎖の断片ペプチドであった。 【結論】本研究において同定されたペプチドは肺および肺癌に対する炭素線照射の影響を反映すると考えられた。また、このペプチドがフィブリノゲンの断片であったことから、肺に対する炭素線照射は凝固線溶系にダイナミックな変化をもたらす可能性が示唆された。, 第50回 日本肺癌学会総会}, title = {炭素線治療を行った非小細胞肺癌症例の血清ペプチドーム解析}, year = {2009} }