{"created":"2023-05-15T14:51:12.456660+00:00","id":70002,"links":{},"metadata":{"_buckets":{"deposit":"7b9b9960-791f-47cd-9aa5-34b93cf38992"},"_deposit":{"created_by":1,"id":"70002","owners":[1],"pid":{"revision_id":0,"type":"depid","value":"70002"},"status":"published"},"_oai":{"id":"oai:repo.qst.go.jp:00070002","sets":["10:28"]},"author_link":["687302","687301"],"item_10005_date_7":{"attribute_name":"発表年月日","attribute_value_mlt":[{"subitem_date_issued_datetime":"2009-11-13","subitem_date_issued_type":"Issued"}]},"item_10005_description_5":{"attribute_name":"抄録","attribute_value_mlt":[{"subitem_description":"【目的】 Minマウスに対する放射線の腫瘍誘発効果は、照射時の週齢に大きく依存し、生後2週齢で認められる誘発効果は、7週齢では消失する。このメカニズムを明らかにするために、発生した腫瘍におけるApc遺伝子のセカンドヒット解析を行った。また、Apc遺伝子以外の関与の可能性についても検討を行った。\n【材料と方法】 18番染色体のコンソミックMinマウスに対して、2週齢または7週齢でX線を全身照射し、発生した小腸・大腸腫瘍について18番染色体のLOHの有無を統計学的手法により判定した。今年度は、Apc遺伝子のLOHが認められないとされてきた腫瘍についても、18番染色体全域のLOH解析を行った。また、Apc遺伝子のコピー数の推定およびアレイCGHによる解析を試みた。\n【結果】 Apc遺伝子セカンドヒットとしてのLOHを示す領域は、非照射群では18番染色体全長にわたるものが多く、介在欠失タイプは稀であること、2週齢照射群では、逆に大半がApc遺伝子を中心とした介在欠失型であり、染色体全域にわたるものは少ないこと、7週齢照射群では、非照射群と2週齢照射群の中間のLOHパターンを示すこと、小腸腫瘍では、大腸腫瘍に比べて染色体全域のLOHを示す割合が高いこと、が明らかになった。PCR−SSCP法によりApc遺伝子のLOH無と判定されてきた腫瘍の一部は、今回の統計学的手法でLOHが認められた。\nApc遺伝子のLOHが認められない腫瘍の一部では、18番染色体の末端近くの狭い領域に特異的なLOHが認められた。この領域のLOHはApc遺伝子のLOHを示す腫瘍にも認められるが、2つのLOH領域間にはLOHのない領域が存在することから、両者は異なった事象として発生したものと考えられる。この領域のLOHを示す腫瘍は、同時に18番染色体の別の領域にもLOHを示す傾向が認められた。アレイCGHによる予備的な解析では、Apc遺伝子近傍でコピー数の減少が認められる腫瘍においても、これらの領域ではコピー数の変化は認められなかった。","subitem_description_type":"Abstract"}]},"item_10005_description_6":{"attribute_name":"会議概要(会議名, 開催地, 会期, 主催者等)","attribute_value_mlt":[{"subitem_description":"放射線影響学会第52回大会","subitem_description_type":"Other"}]},"item_access_right":{"attribute_name":"アクセス権","attribute_value_mlt":[{"subitem_access_right":"metadata only access","subitem_access_right_uri":"http://purl.org/coar/access_right/c_14cb"}]},"item_creator":{"attribute_name":"著者","attribute_type":"creator","attribute_value_mlt":[{"creatorNames":[{"creatorName":"岡本, 美恵子"}],"nameIdentifiers":[{"nameIdentifier":"687301","nameIdentifierScheme":"WEKO"}]},{"creatorNames":[{"creatorName":"岡本 美恵子","creatorNameLang":"en"}],"nameIdentifiers":[{"nameIdentifier":"687302","nameIdentifierScheme":"WEKO"}]}]},"item_language":{"attribute_name":"言語","attribute_value_mlt":[{"subitem_language":"jpn"}]},"item_resource_type":{"attribute_name":"資源タイプ","attribute_value_mlt":[{"resourcetype":"conference object","resourceuri":"http://purl.org/coar/resource_type/c_c94f"}]},"item_title":"Minマウスにおける放射線発がん機構の解析","item_titles":{"attribute_name":"タイトル","attribute_value_mlt":[{"subitem_title":"Minマウスにおける放射線発がん機構の解析"}]},"item_type_id":"10005","owner":"1","path":["28"],"pubdate":{"attribute_name":"公開日","attribute_value":"2009-12-21"},"publish_date":"2009-12-21","publish_status":"0","recid":"70002","relation_version_is_last":true,"title":["Minマウスにおける放射線発がん機構の解析"],"weko_creator_id":"1","weko_shared_id":-1},"updated":"2023-05-15T20:07:57.378557+00:00"}