@misc{oai:repo.qst.go.jp:00069978, author = {高島, 良生 and 中田, 章史 and 山田, 裕司 and 吉田, 光明 and 高島 良生 and 中田 章史 and 山田 裕司 and 吉田 光明}, month = {Nov}, note = {放射線被ばく事故などにおける人体の被ばく線量は、末梢血リンパ球の二動原体および環状染色体異常頻度を指標として全身の平均被ばく線量を求める方法が、現在最も感度良くかつ定量的な方法として標準化されている。しかし被ばく部位が身体の局所に限られている場合、被ばくした抹消血中のリンパ球細胞は血液の循環により非被ばく細胞と均一化されてしまうため、この方法から被ばくした局所の線量を評価することは困難である。そのため局所被ばく線量を求めるためには、被ばくした部位の生体組織を用いる必要がある。本研究では局所被ばくを低侵襲に評価するための方法として、毛根細胞を用いた生物学的線量評価法の開発を試み、放射線被ばくの検出方法を検討した。その結果、ヒトから採取した毛根を酵素的・機械的な処理により単細胞化し、この細胞を用いてコメットアッセイを行うことにより放射線によって誘発されたDNA損傷を検出することができた。また、より簡便な方法として毛根を単細胞化せず、組織のままアガロースに包埋し電気泳動を行った場合でも放射線と過酸化水素の処理によりDNAの損傷を観察することができた。これらの結果から毛根細胞は局所被ばく線量評価に有用であると考えられ、また皮膚毒性の指標としての可能性も期待できる。, 日本環境変異原学会第38回大会}, title = {毛根細胞を用いたコメット法による放射線局所被ばく評価法の開発}, year = {2009} }