@misc{oai:repo.qst.go.jp:00069976, author = {山田, 裕 and 中田, 章史 and 小木曽, 洋一 and 西村, まゆみ and 柿沼, 志津子 and 井上, 美幸 and 瀬尾, ひとみ and 西村, 由希子 and 島田, 義也 and 山田 裕 and 中田 章史 and 西村 まゆみ and 柿沼 志津子 and 井上 美幸 and 瀬尾 ひとみ and 西村 由希子 and 島田 義也}, month = {Nov}, note = {若齢及び成熟ラットにおいて、胸部X線照射と化学発がん物質の複合効果により誘発される肺腫瘍について調べた結果を報告する。5週齢及び22週齢の雌Wistarラットの胸部にX線を3.18Gy照射し、次いで1週間後(5週齢および22週齢照射)あるいは18週間後(5週齢照射のみ)にN-Nitrosobis (2-Hydroxypropyl) amine (BHPN; 1g/kg体重)を腹腔内投与した。飼育期間は90週齢までとし、コントロール群では全数生存したが、6週齢及び23週齢においてBHPNを投与した群では、腎、脳及び肝の腫瘍発生により生存期間は短縮した。放射線照射あるいはBHPN単独投与では肺腫瘍の発生率が増加したが、そのほとんどが良性の腺腫であった。放射線とBHPNを複合させると、5週齢および22週齢照射のいずれの群においても、その肺腫瘍誘発における効果は相乗的であり、かつ悪性腫瘍が増加した。免疫組織化学染色を行ったところ、放射線やBHPN単独、およびそれらの複合により誘発された良性及び悪性肺腫瘍において、SP-AおよびCC-10抗体に陽性の細胞が見いだされ、このことはそれらの肺腫瘍がII型肺胞上皮細胞やClala細胞由来であることを示している。以上のことから、X線とBHPNは同じ種類の標的細胞に作用し、X線による肺腫瘍誘発効果をBHPNは相乗的に増強していることが示唆された。, 日本放射線影響学会 第52回大会}, title = {若齢及び成熟ラットの胸部X線照射による肺腫瘍誘発とN-Nitrosobis (2-Hydroxypropyl) amineの複合効果}, year = {2009} }