@misc{oai:repo.qst.go.jp:00069970, author = {別所, 央城 and 長谷川, 安都佐 and 溝江, 純悦 and 神宮, 啓一 and 柿本, 吉堂 and 辻井, 博彦 and 別所 央城 and 長谷川 安都佐 and 溝江 純悦 and 神宮 啓一 and 柿本 吉堂 and 辻井 博彦}, month = {Oct}, note = {目的:頭頸部悪性腫瘍に対する重粒子線治療時に出現する味覚異常の程度を、味覚検査の1つである濾紙ディスク法を用いて客観的に評価し、味覚障害の原因とその予後について検討した。 対象と方法: 2007年4月から2008年5月までの間に重粒子線治療を施行し味覚障害を訴えた鼻副鼻腔、耳下腺、上顎、上咽頭、舌腫瘍患者13名(男性7名、女性6名)を対象とした。年齢は35〜73歳で、平均54歳であった。検査部位は、左右の舌前方、舌後方、口蓋粘膜の計6カ所で行った。評価方法は、試薬の濃度で1〜3(標準)、4〜5(味覚減退)とし、すべての濃度で味覚を感じない場合を6とした。 結果:味覚検査の結果、照射部位にかかわらず低線量域を含む口腔内全体に、味覚低下を認めた。なかでも比較的長期にわたり測定可能であった上咽頭と上顎腫瘍の2例では、照射後に味覚減退を認めていたが、照射後約6ヶ月の時点では粘膜炎に近い部位を除きほぼ標準値となり、また、粘膜炎が出現した部位では上咽頭の症例では、スコアーが6から2へ、また、上顎腫瘍の症例では6から3へと味覚の改善傾向が認められた。 考察:濾紙ディスク法で、重粒子線治療後の味覚障害の程度を客観的に評価することが可能であった, 日本放射線腫瘍学会 第21回学術大会}, title = {重粒子線治療における味覚障害の客観的評価・治癒期間}, year = {2008} }