@misc{oai:repo.qst.go.jp:00069964, author = {西村, まゆみ and 今岡, 達彦 and 高畠, 貴志 and 飯塚, 大輔 and 臺野, 和広 and 柿沼, 志津子 and 島田, 義也 and 西村 まゆみ and 今岡 達彦 and 高畠 貴志 and 飯塚 大輔 and 臺野 和広 and 柿沼 志津子 and 島田 義也}, month = {Nov}, note = {Loss of heterozygosity (LOH) 解析法は、これまで数多くの研究で利用され、がん関連遺伝子、特にがん抑制遺伝子の同定には欠かせない手法となっている。当研究室ではこれまでに、放射線誘発マウス胸腺リンパ腫において血球系細胞の分化に重要な遺伝子であるIkarosが、高頻度にLOHを起こすことを見つけ、放射線特異的ながん抑制遺伝子の異常として報告している。一方、原爆被爆者の追跡調査によると、放射線被曝によるリスクのもっとも高い固形腫瘍は乳がんである。しかし、放射線による乳がん発生に関わる遺伝子は未だあまり明らかにされていない。本研究では、ラット放射線誘発乳がんを用い、特徴的なLOH領域の存在の探索を目的とした。【方法】7週齢のSprague-Dawley (SD)雌ラットにγ線(0, 0.5, 1および2Gy)、化学発がん剤であるPhIP(40mg/kg 10回)および両者の複合暴露を行い、得られた乳がんとそれぞれの個体の耳からDNAを抽出した。PhIP誘発腫瘍に高頻度で見られると報告のあるLOH部位のプライマーを用い、耳との比較でLOH検索を行った。また、より体系的なLOH解析のために、乳がん高発系であるSDラットと低発系であるCopenhagenラットとの雑種第一代 (F1) を作成し、γ線 (4Gy) を照射して発生した乳がんを収集した。【結果】PhIP単独誘発乳がんにおいては特徴的なLOHが検出された(延べ28座位中6座位、21%)が、放射線2Gy単独誘発および複合暴露誘発腫瘍ではLOHの頻度は低かった(それぞれ6および0%)。F1 ラットでは29匹中18匹 (62%) に乳がんが発生した。現在、F1 ラットの放射線誘発乳がんのLOH解析を行っており、その結果も併せて報告する。, 放射線影響学会第52回大会}, title = {ラット放射線誘発乳がんにおけるLOHとDNAコピー数の解析}, year = {2009} }