@misc{oai:repo.qst.go.jp:00069941, author = {中山, 文明 and 梅田, 禎子 and 萩原, 亜紀子 and 浅田, 眞弘 and 鈴木, 理 and 今村, 亨 and 明石, 真言 and 中山 文明 and 梅田 禎子 and 萩原 亜紀子 and 明石 真言}, month = {Nov}, note = {FGF1/FGF2キメラタンパク質を創生し(Imamura et al., Biochim Biophys Acta, 1995)、その至適化分子FGFCがFGF1よりも構造的に安定であることを示してきた。しかも、FGFCは、ヘパリン加えない単独投与でも、FGF2よりずっと強力に上皮細胞を増殖させたので、in vivoでもより強力な生物学的な活性が期待された。今回、FGFCとFGF1の放射線小腸障害に対する放射線防護効果を比較検討した。方法は、FGFCとFGF1をそれぞれ、BALB/cマウス腹腔内に照射前または後24時間に投与し、8から12Gyのγ線照射後3.5日でクリプトの生存数を数えた。各FGFを照射前に10μgヘパリンと混合投与したところ、FGFCはFGF1よりも同様かわずかにクリプト生存を増加させたが、ヘパリンなしでは著明に増加させることに成功した。一方、照射後24時間で投与した場合、ヘパリンなしではFGF1はクリプト生存を増加させなかったが、FGFCは10、11、12Gy照射でそれを増加させた。このFGFC照射後投与では、クリプトにおけるBrdUの取り込みも増加し、クリプトの深さ、上皮細胞の分化も亢進していた。しかしながら、クリプトにおけるアポトーシスの抑制は、FGFCとFGF1ではほぼ同程度だった。以上の結果から、FGFCはヘパリンの添加なしに強力に上皮細胞の増殖を誘発することで放射線防護効果を発揮することが示され、放射線障害予防のみならず、放射線被ばく後の治療にも有用であることが示された。, 日本放射線影響学会第52回大会}, title = {FGFキメラタンパク質は被ばく後投与でも上皮細胞増殖亢進効果により放射線小腸障害を改善する}, year = {2009} }