@misc{oai:repo.qst.go.jp:00069858, author = {清原, 浩樹 and 加藤, 真吾 and 大久保, 悠 and 大野, 達也 and 田巻, 倫明 and 鎌田, 正 and 清原 浩樹 and 加藤 眞吾 and 大久保 悠 and 大野 達也 and 田巻 倫明 and 鎌田 正}, month = {Sep}, note = {【背景と目的】婦人科領域の悪性黒色腫は稀な疾患で、女性に生じる悪性黒色腫の2%に満たない。通常の放射線治療に抵抗性を示し、根治的な治療として手術療法が広く行われるが、未だに十分な予後の改善を得られていない。当院で婦人科領域の悪性黒色腫に対して重粒子線治療を施行した経験を報告する。 \n【対象】2004年11月〜2008年10月までに重粒子線治療を行った婦人科領域の悪性黒色腫6例。年齢の中央値は69歳(55〜80歳)。治療対象病変は膣:4例、外陰〜膣:1例、子宮〜膣:1例。全例で炭素イオン線照射57.6GyE/16回/約4週間の治療を行った。照射後、化学療法(DAV療法を主体)を3例で施行した。 \n【結果】治療開始からの観察期間の中央値は14.5ヶ月(11〜22ヶ月)。4例が生存中で、2例はいずれも遠隔転移のため死亡した(治療開始からそれぞれ18ヶ月、13ヶ月)。全症例で局所制御が得られている。急性期の非血液毒性はGrade0/1/2/3以上=0/4/2/0例で(Grade2:いずれも下痢)、晩期の非血液有害事象は1例にGrade1の直腸出血が見られた。 \n【結語】婦人科領域の悪性黒色腫に対する重粒子線治療は、現時点まで安全に施行でき、局所は良好な治療効果を得ている。遠隔転移の制御が今後の課題の一つであり、慎重に症例を選択して更に経験を重ねた上で本治療の有効性を検討したい。, 日本放射線腫瘍学会 第22回学術大会}, title = {婦人科領域の悪性黒色腫に対する重粒子線治療の経験}, year = {2009} }