@misc{oai:repo.qst.go.jp:00069833, author = {二見, 光 and 山岸, 宏匡 and 川口, 修 and 塚本, 信宏 and 藤井, 博史 and 笠松, 智孝 and 安藤, 裕 and 長田, 雅和 and 久保, 敦司 and 川口 修 and 塚本 信宏 and 安藤 裕}, month = {Aug}, note = {【背景・目的】読影レポートを利用した症例検索など、レポートシステムの応用 的利用には、レポートを構造化することが有効である。構造化のためには専用の 辞書が必要であるが、施設毎に辞書を整備することは大変な労力を要する。そこ で2施設のレポートを対象に、整備済み辞書の有用性と実運用における課題と対 策について検討した。 【方法】我々のレポート構造化手法では、(1)所見または診断、(2)部位、 (3)部位修飾、(4)修飾、(5)断定度の5項目で構成される記述単位を用 いる。胸部CT検査のレポート500例から手作業で記述単位の構成語句を抽出して 辞書を整備した。辞書作成に用いたレポート100例(学習用レポート)と辞書作成 に未使用のレポート100例(検証用レポート)、別施設のレポート100例(別施設レ ポート)をシステムにより構造化し、それぞれのレポートから医師が手作業で構 造化した結果と比較して再現率を算出した。 【結果・考察】89.5%(学習用レポート)、78.3%(検証用レポート)、62.5%(別施 設レポート)の再現率を得た。別施設レポートの低い再現率の主因は、所見や診 断の語句のバリエーションが不足していることであった。これらの語句を予め辞 書に登録しておくことは難しい。この対策として即時的な構造化処理と辞書編集 機能をシステムに実装した。これら機能を用いることにより、レポート作成中に 構造化結果を視覚的に把握しながら不足する語句を辞書に登録でき、簡便に構造 化精度を向上させることが可能と考えられる。 【結論】実運用にて構造化レポートを作成する際の課題と対策について検討し た。整備済みの辞書を別施設レポートに適用したところ、半数以上のレポートを 正しく構造化できた。一方で構造化精度向上のためには、継続的に辞書を強化す る仕組みが必要であり、辞書編集機能を設けることが有効であると考えられた。, 第28回日本医用画像工学会大会}, title = {構造化読影レポート作成のための支援機能の開発}, year = {2009} }