@misc{oai:repo.qst.go.jp:00069705, author = {石田, 有香 and 石田 有香}, month = {Mar}, note = {(目的)胎児や小児が診断や治療などで放射線被ばくする機会は増えているが、この時期の被ばくによる発がんリスクの基礎データは十分でない。本研究では、脳腫瘍モデルのPtch1へテロ欠損マウスを用いて脳腫瘍誘発の線量効果関係と被ばく時年齢依存性を明らかにし、誘発機構の解明や発がんリスク評価に関するデータを得る。 (方法)[C3H/He×C57BL/6Jptc+/-] F1マウスを用い、生後1日にX線(0.2〜3Gy)を照射した。また、異なる発生時期(胎生前期〜後期、生後1日、10日)にX線0.5Gy、1.5Gyあるいは3Gyを照射した。一般状態が悪化したマウスを解剖し病理解析を行うとともに、脳腫瘍組織のDNAでPtch1遺伝子のある13番染色体のヘテロ結合性消失(LOH)を調べた。 (結果)既に得られている結果から、1)胎児期被ばくでの高率な脳腫瘍誘発、2)線量に応じた脳腫瘍発生頻度の上昇と潜伏期間の短縮、3)低い線量(0.2Gy)での明らかな脳腫瘍誘発、4)0.2Gy群の脳腫瘍組織LOHパターンは高線量放射線誘発型(中間部欠損型)と自然発生型(テロメア末端側全領域欠損型)の混在、が明らかとなった。   今後解析を進め、より低線量(0.05、0.1Gy)やより早い発生段階(着床前期、器官形成期)の結果を追加する予定である。, 3年次ポスターセッション}, title = {Ptch1遺伝子へテロ欠損マウスを用いた放射線誘発脳腫瘍の研究}, year = {2009} }