@misc{oai:repo.qst.go.jp:00069675, author = {中田, 章史 and 穐山, 美穂 and 柿沼, 志津子 and 島田, 義也 and 吉田, 光明 and 中田 章史 and 穐山 美穂 and 柿沼 志津子 and 島田 義也 and 吉田 光明}, month = {Dec}, note = {人工の放射性物質の利用が盛んになるにつれ、放射線を受ける機会が増えてきている。とくに医療現場では、病気の診断や治療のための放射線の利用による医療被ばくの健康影響に関して多くの議論がなされている。また、放射線の影響を調査したさまざまな研究結果から、子供は大人に比較して放射線による発がんの感受性が高いことが知られている。そこで、本研究は、幼児期に対する放射線被ばくの影響を調べることを目的として、1週齢のマウスにX線により誘発させた胸腺リンパ腫(TL)の染色体異常の解析を行った。 これまでにB6C3F1マウス8例の胸腺リンパ腫を蛍光分染法ならびに染色体ペインティング法により解析した。その結果、最も頻発する異常として、第15番染色体のトリソミー(一本増加)もしくは第12番染色体との転座による第15番染色体の部分トリソミーが全症例で認められた。また、第12番染色体において末端領域の欠失型構造異常が8例中6例(75%)に存在した。これまでの解析の結果、5週齢時にX線で誘発されたTLでは、第11番染色体の介在欠損が観察されていたが、本研究では認められなかった。そのため、腫瘍を誘発させる週齢の違いにより、発生した腫瘍の染色体異常が異なる可能性がある。, 日本環境変異原学会第37回大会}, title = {幼児−発達期時にX線で誘発させたマウス胸腺リンパ腫の染色体異常の特徴}, year = {2008} }