@misc{oai:repo.qst.go.jp:00069666, author = {瀧, 景子 and 王, 冰 and 中島, 徹夫 and 呉, 健羽 and 上原, 芳彦 and 松本, 恒弥 and 小木曽, 洋一 and 田中, 公夫 and 一戸, 一晃 and 中村, 慎吾 and 田中, 聡 and 馬替, 純二 and 根井, 充 and その他 and 瀧 景子 and 王 冰 and 中島 徹夫 and 呉 健羽 and 上原 芳彦 and 松本 恒弥 and 田中 公夫 and 一戸 一晃 and 中村 慎吾 and 田中 聡 and 根井 充}, month = {Dec}, note = {放射線による生体への作用は、これまで広島・長崎の原爆をはじめとする高線量・高線量率における影響を低線量域に外挿して「放射線は微量であっても生体に害をもたらす」という考え方が受け入れられて来た。その一方で現実的なリスク評価を考えた場合、低線量率かつ長期にわたる照射条件下での影響評価は不可欠であると考えられる。しかし実際には、低線量率での生体応答は、高線量率のそれと比較して僅かであることから、有意な現象の抽出が困難で全体像はまだ良くわかっていない。近年、マイクロアレイの普及により高線量率で短時間照射の解析は行われているが、自然放射線の数万倍以上の線量率である。そこで、我々は昨年度、自然放射線の20倍〜8000倍の線量率で485日間飼育したマウスの腎臓での遺伝子発現プロファイルを解析し、もっとも高線量率で酸化的リン酸化経路が活性化している可能性を示唆した。しかしながら、低線量率照射群で変動した遺伝子個々のアノテーションからは共通の応答経路を見出すことができなかった。そこで本年度は、解析実績のあるSHAFT(https://ebraille.med.kobe-u.ac.jp/SHAFT/)のアルゴリズム(Phy Gen 30, 102-110, 2007)を採用したマイクロアレイデータ解析プログラムboomerangを利用して、放射線影響研究への応用を試みた。SHAFTとは、「1)遺伝子発現パターンによるクラスタリング、2)遺伝子群の転写制御領域に存在する、転写因子が結合可能なコンセンサス配列の検索、3)コンセンサス配列の出現位置情報と頻度をファイル、4)遺伝子群の転写制御領域に共通のコンセンサス配列から候補となる転写因子を抽出。」というアルゴリズムである。大量データを生かした研究方法へパラダイムシフトし、実験のみでは困難な極低線量率での僅かな生体応答の解析で、これまで明らかにされていないp53経路の活性化の可能性が示唆された。本研究は青森県からの受託事業より得られた成果の一部である。, 第31回日本分子生物学会年会 第81回日本生化学会 合同大会}, title = {極低線量率放射線長期照射マウス腎臓における変動遺伝子のマイクロアレイ解析}, year = {2008} }