@misc{oai:repo.qst.go.jp:00069643, author = {後藤, 恵美 and 隠岐, 潤子 and 本村, 香織 and 木村, 美穂 and 本田, 絵美 and 鈴木, 理 and 浅田, 眞弘 and 萩原, 亜紀子 and 中山, 文明 and 明石, 真言 and 今村, 亨 and 萩原 亜紀子 and 中山 文明 and 明石 真言}, month = {Dec}, note = {X線などの放射線は、腸管の上皮細胞や骨髄の造血細胞に、顕著な障害を与える。我々はこれまでに、高線量放射線による障害を予防・治療する薬剤の開発を目指し、様々な放射線障害の評価系を構築してきた。その結果、マウス個体におけるX線照射に起因する放射線障害を、小腸上皮細胞の残存クリプトの数で評価する実験系において、FGF1やFGF7を前投与することによって、その障害が緩和されることを報告してきた。今回は、高線量被ばくで腸管の次に問題となる造血系の障害に対する有効性を評価するため、X線照射によって骨髄の造血細胞が受ける障害を評価する系を構築したので報告する。 BALB/c マウス(8週齢、♂)に4〜16GyのX線を全身照射し、2〜24時間後に経時的に大腿骨を採材し、ここから骨髄細胞を採取した。得られた骨髄細胞の可溶性画分をウェスタンブロティングに供し、DNA double strand breakの指標として、ヒストンH2AXのリン酸化を解析した。その結果、照射線量の増加に伴ってそのシグナルが増加していることが判明した。そこで、大腿骨を固定・脱灰・包埋した標本を作製して、組織学的、免疫組織学的な解析を行っている。 動物に前投与されたFGF1やFGF7が小腸上皮細胞のクリプトが受ける放射線障害を軽減する効果と、骨髄細胞の障害に与える効果の間で、活性やメカニズム上の関連があるか否かについても検討し、報告する。, BMB2008(第31回日本分子生物学会年会・第81回日本生化学会大会 合同大会)}, title = {マウス骨髄における放射線障害の評価}, year = {2008} }