@misc{oai:repo.qst.go.jp:00069624, author = {中西, 郁夫 and 乳井, 美奈子 and 薬丸, 晴子 and 大久保, 敬 and 川島, 知憲 and 福原, 潔 and 奥田, 晴宏 and 稲見, 圭子 and 福住, 俊一 and 伊古田, 暢夫 and 小澤, 俊彦 and 安西, 和紀 and その他 and 中西 郁夫 and 乳井 美奈子 and 薬丸 晴子 and 稲見 圭子 and 小澤 俊彦 and 安西 和紀}, month = {Dec}, note = {我々は以前に、水溶性ビタミンE誘導体が、致死線量の放射線照射からマウスを顕著に防護し、放射線防護剤として有効であることを明らかにした。これは水溶性ビタミンE誘導体が、放射線照射によって生体内で発生する活性酸素種やフリーラジカルを効率良く消去するためであると考えられる。本研究では、ビタミンEのフリーラジカル消去活性を増強し、優れた放射線防護剤を開発する目的で、分子内に塩基性部位としてピリジン側鎖を有する新規ビタミンE誘導体を合成した。また、ラジカル消去活性を速度論的に評価し、フリーラジカル消去機構についても検討したので報告する。 酸素非存在下、メタノール中、25℃で、得られたビタミンE誘導体は、DPPH(2,2-diphenyl-1-picrylhydrazyl)ラジカルを効率良く消去した。ストップトフロー法によって得られた2次の反応速度定数は、ピリジン部位をもたないビタミンEモデルよりも約3倍大きくなった。これは分子内のピリジン部位が、ビタミンE骨格からDPPHラジカルへの電子移動反応で中間体として生成するビタミンEラジカルカチオンを顕著に安定化するためであると考えられる。, 日本環境変異原学会第37回大会(JEMS 2008)}, title = {放射線防護剤を指向した分子内に塩基性部位を有する新規ビタミンE誘導体の開発}, year = {2008} }