@misc{oai:repo.qst.go.jp:00069580, author = {中森, 泰三 and 藤森, 亮 and 木下, 圭司 and 坂内, 忠明 and 久保田, 善久 and 吉田, 聡 and 中森 泰三 and 藤森 亮 and 坂内 忠明 and 久保田 善久 and 吉田 聡}, month = {Nov}, note = {環境の放射線防護の観点から、環境生物への放射線影響の理解が求められており、近年では分子メカニズムの解明にも関心が高まっている。環境生物は多種多様であり、様々な種で遺伝子発現レベルでの放射線応答について比較生物学的に研究することは、放射線応答の普遍性・多様性の理解や、感受性の種差に関与する分子要因の理解に貢献する。しかしながら、環境生物で放射線に応答する遺伝子はわずかしか知られていないため、様々な種で放射線応答遺伝子の情報を収集する必要がある。土壌は陸域生態系の基盤として生態学的に重要であると同時に、陸上動物のほとんどの分類群がみられる生物多様性の高い系である。トビムシとミミズは代表的な土壌動物の一群であり、環境影響評価にも用いられてきている。本研究では、トビムシ(Folsomia candida)とミミズ(Eisenia fetida)の放射線応答遺伝子をhigh-coverage expression profiling(HiCEP)により同定し、比較した。トビムシF. candidaでは、転写レベルでの放射線応答が哺乳類で知られていなかった遺伝子と類似の転写物が同定された。ミミズE. fetidaでは、哺乳類で発現誘導が報告されている遺伝子と類似の転写物が同定された。今後、一方の種で同定された遺伝子を他方の種でも同定し、放射線による発現誘導を詳細に検討する予定である。, 日本放射線影響学会第51回大会}, title = {土壌動物(トビムシ、ミミズ)における放射線応答遺伝子の種間比較}, year = {2008} }