@misc{oai:repo.qst.go.jp:00069577, author = {浅倉, 裕史 and 熊谷, 始紀 and 森, 慎一郎 and 芹澤, 慈子 and 鎌田, 正 and 浅倉 裕史 and 熊谷 始紀 and 森 慎一郎 and 芹澤 慈子 and 鎌田 正}, month = {Oct}, note = {【目的】国内の炭素イオン線治療施設の照射ポートは水平と垂直の固定ポートしかなく、照射角度は治療台カプセル角度によって調整している。体の変形が懸念されるため治療計画用CTも治療時のカプセル角度で撮影を行っており、結果として検査時間や被ばく線量の増大を招いている。本研究の目的は治療台カプセル角度をつけることによる体内飛程への影響を調べて、治療計画上で固定ポート以外の照射角度を設定することが可能かを検討することである。【方法】同じ固定具を用いて治療台カプセル角度を変えて複数シリーズ撮影した治療計画用CTを対象で回転の影響が少ないと思われる部位を対象とし、カプセル角度0°のシリーズを基準にして、骨で位置合わせを行って患者体内飛程の差を評価した。【結果】骨盤より体表側に腫瘍がある症例を対象とした解析で、ビーム角度と体表面の角度が直交に近いほど体内飛程の差が小さく、体表面と平行に近づくにつれて差が大きくなる傾向が確認されたが、最大でも数mmであった。【考察】骨盤外側では余裕のあるマージンがとれるときには、治療計画時に±15°程度までの照射角度を設定することが可能と思われた。これより治療計画用CT撮影においてカプセル角度を変えたシリーズ撮影の削減が可能となり、被ばく線量の軽減および検査時間の短縮などが期待される。, 日本放射線腫瘍学会第21回学術大会}, title = {炭素イオン線治療における治療台カプセル角度の体内飛程への影響調査}, year = {2008} }