@misc{oai:repo.qst.go.jp:00069528, author = {柿本, 吉堂 and 長谷川, 安都佐 and 溝江, 純悦 and 神宮, 啓一 and 別所, 央城 and 朝倉, 裕史 and 柿本 吉堂 and 長谷川 安都佐 and 溝江 純悦 and 神宮 啓一 and 別所 央城}, month = {Oct}, note = {【目的】放射線顎骨壊死は頭頸部癌放射線治療後の重大な有害事象である。顎顔面部における重粒子線治療後の晩期反応としても、顎骨壊死や腐骨形成などが出現する場合がある。通常のX線と顎骨壊死との関連因子はいくつか報告されている。しかし重粒子線治療における顎骨壊死因子を解析した報告は未だない。今回我々は、重粒子線照射後の顎骨壊死に関与する予後予測因子について検討した。 【方法、対象】2001年から2006年に重粒子線治療を行った頭頸部非扁平上皮癌患者(口腔・鼻腔・唾液腺癌)で、顎骨壊死を認めた15症例と、照射後2年以上経過し、顎骨壊死を認めなかった20症例を対象とした。顎骨壊死に関与すると考えられる因子について単変量解析を用い検討し、有意な因子について多変量解析を行った。 【結果・考察】重粒子線治療における顎骨壊死を誘発する因子として、歯周疾患・骨への腫瘍浸潤が示唆された。歯を多く含む顎骨に照射された場合、残歯が多い程、発生率が有意に高率となり、歯周組織からの感染が重要な因子であった。また、腫瘍浸潤がある部位の骨の再石灰化、粘膜の再生の遅延により、骨露出が起こり、感染を起こしている可能性がある。今後は症例数を増やし、歯周組織の状態を明確化、生活習慣等、顎骨壊死に関与する予後因子について、解析を行っていく。, 日本放射線腫瘍学会 第21回学術大会}, title = {頭頚部非扁平上皮癌における重粒子線照射後の腐骨形成に関する解析}, year = {2008} }