@misc{oai:repo.qst.go.jp:00069527, author = {海野, あゆみ and 久保, ゑい子 and 飯名, 瑞希 and 伊田, 大貴 and 伊藤, 正人 and 大久保, 喬司 and 川原, 隼 and 新妻, 大介 and 藤井, 功輔 and 宮沢, 正光 and 上野, 渉 and 早尾, 辰雄 and 西川, 哲 and 海野 あゆみ and 久保 ゑい子 and 飯名 瑞希 and 伊藤 正人 and 新妻 大介 and 上野 渉 and 早尾 辰雄 and 西川 哲}, month = {Oct}, note = {マウス精子・胚の凍結保存は、疾患モデルマウス系統や稀少マウス系統などの貴重な遺伝子資源の保存や、飼育場所、労力の省力化などのため盛んに行われている。 放射線医学総合研究所でも維持されている15マウス系統を凍結胚し、理研BRCと熊大CARDに寄託するため、昨年から急速ガラス化法1)による胚凍結を行い、それら凍結胚の融解、産子への発生データを収集している。 今回の発表では当所での胚凍結のシステムを確立するため、以下5項についての検討を行った。 ?凍結チューブ毎の保管胚数(20,40,60,80)の違い ?凍結胚を移植したときと新鮮胚を移植したときのレシピエントマウスが自然分娩する違い ?レシピエントマウスを日本で一般的に広く用いられているICRマウスより一腹あたりの産子数の少ない近交系間の交雑F1マウスに用いることで良好な着床率、産子への発生率が得られたとの報告があった2)、3)ので移植するレシピエントマウスのJcl:MCH(ICR)とB6D2F1:Crljの違い ?レシピエントマウス一匹あたりの移植胚数の違い(右子宮・左子宮:10・10,10・0,5・5,5・0)と分娩時の産子の体重差 ?約20年前に当所で行っていた修正緩慢凍結法4)による産子への発生率と急速ガラス化法による産子への発生率との比較 \nまたマイクロサテライトマーカーを用いた放医研独自の遺伝学的モニタリングシステムが確立したので、胚凍結と組み合わせた今後の展開について述べる。 \n〔参考文献〕 1)中尾和貴、中瀉直巳、勝木元也:Exp. Anim., 46, 231-234(1977). 2)木佐美智子、中尾和貴、金子有紀、矢川沙知:胚移植レシピエントマウスとしてのBDF1の検討.第39回日本実験動物技術者協会総会講演要旨集.A-23,91(2005). 3)大矢康貴、宇城有紀、小木曽昇:凍結胚を用いた受容雌としてのマウスの評価.日本実験動物科学技術2008講演要旨集.153(2008). 4)Wittingham, D. G., et al. :J. Reprod. Fertil., 56, 11-21(1979)., 静岡実験動物研究会 第38回総会 第36回研究発表会}, title = {放医研で維持されているマウス系統の胚凍結と遺伝学的モニタリングシステムの今後の展望}, year = {2008} }