@misc{oai:repo.qst.go.jp:00069515, author = {中田, 章史 and 穐山, 美穂 and 柿沼, 志津子 and 吉田, 光明 and 島田, 義也 and 中田 章史 and 穐山 美穂 and 柿沼 志津子 and 吉田 光明 and 島田 義也}, month = {Nov}, note = {近年,がんの放射線治療においてX線や中性子線に比べより効果的な線源として炭素線などのいわゆる重粒子線が注目されてきている.本研究では重粒子線の生物学的影響,とくに発がんとの関連性を調べるため,炭素線によりマウスに誘発された胸腺リンパ腫(TL)における染色体異常の解析を行なった.これまでにB6系(5例)とC3H系(6例)及びF1マウス(1例)に誘発されたTLを解析した結果,15番染色体のトリソミーがC3HマウスおよびF1マウスにクローン性の異常として確認されたが,B6マウスのTLでは高頻度に検出されなかった.B6マウスのリンパ腫では11番染色体の欠失型異常が5例中4例に,7番染色体の異常が3例に認められたが,これらの7,11番染色体の異常はC3Hマウスでは確認されていない.また,14番染色体の異常は,B6, C3Hマウスで観察されたが,F1マウスでは認められなかった.これまでの解析の結果,炭素線で誘発されたTLにおける染色体異常にはX線で誘発されたTLと共通した異常が認められており,放射線に特有の染色体異常である可能性が示唆された., 第58回染色体学会・第17回染色体コロキウム2007年合同年会}, title = {炭素線で誘発されたマウス胸腺リンパ腫における染色体異常の特徴}, year = {2007} }