@misc{oai:repo.qst.go.jp:00069505, author = {伴, 信彦 and 柿沼, 志津子 and 大町, 康 and 甲斐, 倫明 and 伴 信彦 and 柿沼 志津子 and 大町 康 and 甲斐 倫明}, month = {Nov}, note = {目的 放射線誘発マウス骨髄性白血病については、ここ数年の間に分子病タイの理解が進み、Sfpi1(PU.1)遺伝子の突然変異が白血病化の重要なステップであることが明らかとなった。白血病発症における放射線の作用を考察する上で、この変異が生じる頻度や時期を調べることが重要である。そこで本研究では、LNA(locked nucleic acid)プローブで正常遺伝子をマスクするwild-type blocking PCR法により、多数の正常細胞に混在するごく少数の変異細胞を選択的に増幅・検出することを試みた。 方法 変異細胞としてC3H/Heマウス白血病由来の8016細胞と7926細胞を、正常細胞としてDBA/2マウス骨髄由来のFDC-P1細胞を使用した。何れの臍傍もウマ血清20%、WEHI-3conditioned medium 10%を含むD-MEM中で、37℃、5%CO2で培養した後、ゲノムDNAを抽出し、PCRの鋳型として使用した。マウスの骨髄性白血病におけるPU.1の変異は、コドン235における点突然変異が大半を占めることから、この領域を含む443bpのDNA断片を増幅するプライマーを設計し、変異のホットスポット領域をマスクする11merのLNAプローブを反応溶液に加えてPCRを行った。 結果 100μLの反応溶液中、鋳型DNA量が1μgのとい、0.1μMのLNAプローブを加えることによって正常遺伝子の増幅はほぼ完全に抑制された。変異細胞と星状細胞のDNAを混合したサンプルを使用した場合、2段階のPCRを行うことで、変異細胞の割合が10−3でも検出が可能であった。この方法を用いて、白血病発症前のマウス造血細胞を解析した結果について報告する。, 第50回日本放射線影響学会}, title = {マウス造血細胞中の白血病特異的遺伝子変異の検出}, year = {2007} }