@misc{oai:repo.qst.go.jp:00069266, author = {須藤, 仁美 and 辻, 厚至 and 須尭, 綾 and 曽川, 千鶴 and 原田, 良信 and 佐賀, 恒夫 and 須藤 仁美 and 辻 厚至 and 須尭 綾 and 曽川 千鶴 and 原田 良信 and 佐賀 恒夫}, month = {Nov}, note = {放射線の照射などによりDNA損傷やDNA複製の障害が生じた場合、各細胞周期チェックポイントのシグナル伝達機構によって、細胞周期の進行を一時的に停止してDNA損傷を修復する。DNA損傷が修復出来ない場合、アポトーシスや細胞老化を誘導し、異常細胞の増殖を防止している。このチェックポイントが正常に機能しない事が、DNA損傷、複製阻害やDNA修復異常による発がんなどの原因となることが知られている。  我々は、放射線を照射した15種類のヒト由来細胞株およびマウス3系統の発現解析から、200個の放射線感受性候補遺伝子を選択し、これら遺伝子をターゲットにしたshRNAライブラリーを作成した。このライブラリーを用いて、遺伝子抑制を利用したハイスループットスクリーニングアッセイを行い、12個の放射線感受性遺伝子を同定した。これらのうち、3つの遺伝子は、既に放射線感受性遺伝子として報告のある、ATM、ATR、CDKN1Aであった。残りの9つ遺伝子は放射線感受性遺伝子としての報告はなく、新規放射線感受性遺伝子であった。また、これら12遺伝子のうち8遺伝子では、生物学的機能として細胞周期の制御に関与することが報告されていた。そこで、機能について報告のない4遺伝子について、それぞれの遺伝子を発現抑制した細胞に放射線を照射し、細胞周期の解析を行った。この結果、ある1つの遺伝子を発現抑制した細胞では、放射線照射後、G2/Mチェックポイントが機能していなかった。このことから、この遺伝子も細胞周期の制御に関与していることが示唆された。現在この遺伝子が細胞周期のなかでどのように機能しているか解析中であり、その結果とあわせて報告する。, 日本放射線影響学会第50回大会}, title = {機能スクリーニングにより同定された放射線感受性遺伝子の機能解析}, year = {2007} }