@misc{oai:repo.qst.go.jp:00069261, author = {田中, 薫 and 王, 冰 and 古橋, 舞子 and 村上, 正弘 and 尚, 奕 and 藤田, 和子 and 大山, ハルミ and 早田, 勇 and 田中 薫 and 王 冰 and 古橋 舞子 and 村上 正弘 and 尚 奕 and 藤田 和子 and 大山 ハルミ and 早田 勇}, month = {Nov}, note = {mitigatorは、事故によって放射線にさらされた後、明らかな生物学的結果が出てしまう前に与えると有効であるものをいう。新たなmitigatorの研究は、より効果的で安全な臨床治療法を開発するためだけでなく、被爆者の予後の改善に有用である。一方、生まれる直前に子宮内高線量被ばく(6.5Gy)を受けたことによって引き起こされる新生仔死亡(骨髄死)には、cell killing effectが重要な役割を演じている。そこで、本研究では、照射後に複数のアポトーシス阻害剤を併用投与し、新生仔死亡が軽減されるかどうか検討を行った。  妊娠18日目のICRマウスに、1.8Gy/minの線量率で、6.5GyのX線を全身に照射した(これは、離乳前の新生児の約40パーセントが死亡する条件である)。照射5分後に妊娠マウスの腹腔内にオルトバナジン酸ナトリウム(Na3VO4, VD)15mg/kgを単独、あるいはカスペース阻害剤(Z-VAD)mg/マウスとともに投与した。妊娠マウスは自然出産させ、新生仔の生残と発育状況(体重)を調べ、さらに、子供の(7週齢)抹消血血液象と大腿骨の骨髄をそれぞれ、自動計数装置と小核試験法を使って調べた。  VD単独投与により、新生仔の生残と発育状況への影響が有意に軽減され、さらにVDとZ-VADの併用によって、いくつかのendpointにおいてより大きな効果が認められた。これらのことは、アポトーシス阻害剤の併用投与が、高線量放射線被爆の治療法として将来に大きな可能性を持っていることを示している。, 日本放射線影響学会 第50回大会}, title = {マウス胎児期における放射線影響の修飾:III.体内高線量被ばく(6.5Gy)後、オルトバナジン酸ナトリウムとカスペース阻害剤併用による新生仔死亡の軽減}, year = {2007} }