@misc{oai:repo.qst.go.jp:00069241, author = {高木, 亮 and 溝江, 純悦 and 辻井, 博彦 and 柳, 剛 and 長谷川, 安都佐 and 別所, 央城 and 恩田, 健志 and 高木 亮 and 溝江 純悦 and 辻井 博彦 and 柳 剛 and 長谷川 安都佐 and 別所 央城 and 恩田 健志}, month = {Dec}, note = {頭頸部粘膜悪性黒色腫は、悪性度が高く転移しやすい疾患である。炭素イオン線によ り高い局所制御を得られているが、遠隔転移を押さえ更なる長期生存を目的として、 2001年よりDAV(DTIC,ACNU,VCR)化学療法併用炭素イオン線治療を行っている。今回 DAV療法の効果について報告する。DAV療法は、第一コースと炭素イオン線治療の開始 を一致させるように、1コース5日間、28日間隔で全5コース行った。DAV療法は全身状 態を考慮し、20%までの減量投与や中止をした。炭素イオン線照射は57.6GyE/16回/4 週間で行った。DAV投与は平均4コース施行可能であり、5コース完遂例は31例(60.8%) であった。副作用として嘔気・嘔吐は制吐剤により制御可能であった。骨髄抑制、肝 障害はいずれもGrade3以下でありDAV療法中止後に回復した。腎障害は認めなかっ た。早期皮膚、粘膜反応はGrade3がそれぞれ1例(2%)、9例(18%)認めたが、いずれも 晩期にはGrade2以下へ回復した。DAV療法による照射の有害事象の増加の印象はな かった。炭素イオン線単独治療(85例)での5年局所制御および生存率は、それぞれ 75%、33%であったが、DAV併用炭素イオン線治療(51例)では83%、59%であった。悪性 黒色腫のDAV併用炭素イオン線治療は完全な治療であり、遠隔転移の発現を押さえる ことにより生存率の向上をはかることができる。, 日本放射線腫瘍学会 第20回学術大会}, title = {頭頸部粘膜悪性黒色腫に対するDAV化学療法併用炭素イオン線治療−抗癌剤の効果解析−}, year = {2007} }