@misc{oai:repo.qst.go.jp:00069204, author = {曽川, 千鶴 and 辻, 厚至 and 須尭, 綾 and 須藤, 仁美 and 小泉, 満 and 古川, 高子 and 原田, 良信 and 佐賀, 恒夫 and 曽川 千鶴 and 辻 厚至 and 須尭 綾 and 須藤 仁美 and 小泉 満 and 古川 高子 and 原田 良信 and 佐賀 恒夫}, month = {Nov}, note = {消化管間質腫瘍(gastrointestinal stromal tumor, GIST)は食道・胃・小腸・大腸などの消化管壁から発生する腫瘍である。その多くは、消化管ペースメーカー細胞に発現している受容体型チロシンキナーゼをコードするc-kit遺伝子の機能獲得型突然変に起因し、消化管ペースメーカー細胞の増殖による腫瘍化がGIST発生の主な原因と考えられている。GISTの多くにはFDGの高集積を認めるため、腫瘍の存在診断だけでなく、イマチニブ(グリベック)治療の効果判定にもFDG-PETが広く使われるようになってきている。しかし、グリベックによる治療効果により腫瘍が縮小し、FDG-PETで陰性化した患者のなかに再発する症例が報告されている。これらは病理診断の結果c-kit陽性であったことから抗c-kit抗体を画像診断のプローブとして利用することができれば、再発の診断能の向上に貢献すると期待される。そこで、抗c-kit抗体のPET/SPECT診断への応用の第一歩として、in vitro での評価系を構築し、抗体をI-125で標識して培養細胞での評価を行った。 プローブ評価用モデル細胞作成のため、GISTと同じ機能獲得型突然変異c-kitの発現ベクターを構築し、大量培養に適したヒト胎児腎臓由来HEK293細胞へ導入して恒常的に機能獲得型突然変異c-kitを発現する細胞株を樹立した。抗c-kitモノクローナル抗体をI-125で標識し、細胞結合実験と競合阻害実験を行ったところ、細胞への特異的結合が確認できた。次に、抗体の細胞内局在を経時的に追跡したところ、細胞膜に結合した抗体の多くが内在化し、その後脱ヨード反応により遊離したヨードが細胞外に排出される事が示唆された。このことから、ヨード標識抗体ではなく、細胞内貯留性の高いインジウム等の金属核種での標識が適していると考えられた。, 日本放射線影響学会第50回大会}, title = {消化管間質腫瘍特異的画像診断のための抗c-kit抗体プローブ開発の試み}, year = {2007} }