@misc{oai:repo.qst.go.jp:00069195, author = {石川, 敦子 and 菅, 智 and 大塚, 好美 and 岩川, 眞由美 and 今井, 高志 and 石川 敦子 and 菅 智 and 荘司 好美 and 岩川 眞由美 and 今井 高志}, month = {Nov}, note = {近年、白人やヨーロッパ人の集団遺伝学研究において乳がん患者における放射線感受性と関連する複数の多型が報告された。今回、さきに放射線治療開始3ヶ月以内の早期皮膚有害反応のリスクとの関連が報告された6遺伝子領域の多型、XRCC1 (Arg399Gln), XRCC3 (Thr241Met), APEX (Asp148Glu), ATM (Asp1853Asn), SOD2 (Val16Ala), and TGFb1 (C-509T)と399人の日本人の乳がん患者との関連について解析した。事前に適格症例と判断された乳がん患者の集団をNCI-CTCスコアリングシステムの放射線皮膚炎の項目に従って2群(low-grade(LG): Grade<=1, n=290、high-grade(HG): Grade>1, n=109)に分割した。乳がん患者の臨床情報において2群間に年齢以外の統計的有意差は認められなかった。この2群間で多型との関連を統計的手法を用いて解析した。 XRCC1遺伝子上にある多型 (Arg399Gln)と早期有害皮膚反応のリスクとの間に関連(P<0.015)が認められた。ATM (Asp1853Asn)は、本研究における乳がん患者または日本人健常女性の集団では多型が検出されなかった。また、早期有害皮膚反応のマーカーであるTGFb1 (C-509T), SOD2 (Val16Ala), APEX (Asp148Glu), XRCC3 (Thr241Met)について日本人の乳がん患者における多型頻度は各々49.87%, 13.44%, 39.95%, 7.64%であったが、有害反応発症のLG, HG間で統計的有意差は認められなかった。さらにAPEX遺伝子領域から7SNP、ATM領域から53SNP、TGFb1領域の3SNP、XRCC1領域の6SNPを公共データベースから選択し解析した。解析した69SNPsのうち42SNPsは多型が認められなかった。また27SNPsは有害反応発症のリスクとの関連はなかった。, 日本放射線影響学会第50回大会}, title = {日本人乳癌患者における放射線感受性候補遺伝子、XRCC1、XRCC3、APEX1、SOD2、TGFb1、ATMの多型性と放射線治療後早期有害反応}, year = {2007} }