@misc{oai:repo.qst.go.jp:00069181, author = {中渡, 美也子 and 岩川, 眞由美 and 大野, 達也 and 加藤, 真吾 and 田巻, 倫明 and 今留, 香織 and 酒井, 美奈子 and 辻井, 博彦 and 今井, 高志 and 中渡 美也子 and 岩川 眞由美 and 大野 達也 and 加藤 眞吾 and 田巻 倫明 and 今留 香織 and 酒井 美奈子 and 辻井 博彦 and 今井 高志}, month = {Nov}, note = {子宮頸がん化学放射線治療により誘導されるFGF2のタンパク発現と予後との関連を明らかにする目的で以下の検討を行った。  子宮頸がん28症例から、化学放射線治療前(治療前)および治療開始1週間後(治療中)にほぼ同じ局所から生検試料を得た。FGF2に加えて、FGF2との関連が報告されているCD44とラミニンについても免疫組織化学染色を用いて解析した。FGF2とCD44は画像解析ソフトを用い染色陽性面積率(%)を評価し、ラミニンは、基底膜の染色パターンを、連続性のある線状陽性所見(連続性)と、断片的陽性所見あるいは陰性所見(非連続性)とに2群化した。患者群は2年後生存を用いて、予後良好群(n=18)と予後不良群(n=10)とに2群化した。 その結果、FGF2の治療中タンパク発現は治療前に比べて有意に上昇した(p=0.030)。FGF2タンパク発現の比(治療中/治療前)は予後良好群に比べて予後不良群で有意に低値を示した(p=0.037)。治療前のラミニンは、予後良好群に比し、予後不良群では非連続性を示す傾向が見られた(p=0.046)。CD44のタンパク発現は予後との関連は認められなかった。更に、治療前ラミニンと治療前と中のFGF2発現変化比あるいは治療前ラミニンと治療中CD44発現に関連が認められた(p=0.026、p=0.036)。 以上、FGF2の発現比と治療前におけるラミニンの染色パターンが予後と有意に関連があることを明らかにした。これらの分子の予後マーカーとしての可能性につき、症例数を増やし検討する予定である。, 日本放射線影響学会第50回大会}, title = {子宮頸がん化学放射線治療中に誘導されるFGF2と、ラミニンのタンパク発現}, year = {2007} }