@misc{oai:repo.qst.go.jp:00069120, author = {長谷部, 充彦 and 吉川, 京燦 and 石川, 博之 and 佐合, 賢治 and 川口, 浩司 and 瀬戸, 皖一 and 長谷部 充彦 and 吉川 京燦 and 石川 博之 and 佐合 賢治}, month = {Sep}, note = {【目的】重粒子医科学センター病院では、1994年より炭素イオン線を用いた悪性腫瘍の照射治療(HIMAC)を行っている。今回、我々はHIMACを施行した頭頚部腺癌患者のMethionine PET診断の有用性および予後評価の可能性を検討した。 【方法】頭頚部腺癌の患者に対して行われたHIMAC治療の前後にMethionine PETを施行し得た症例を対象とした。対象症例の内訳は23名(男性15名、女性8名)、年齢40〜82歳(平均61.9歳)であった。また、治療後に平均31.9ヶ月(5.1〜89.8ヶ月)の経過観察を行い臨床経過とPET診断結果を比較した。Methionine集積程度は半定量的指標(TMR:腫瘍軟部組織比)によって求めた。予後および再発・転移出現の可能性評価がMethionine PET診断によって可能か統計的手法を用いて検討した。統計的検討にはKaplan-Meier法を用いた。 【結果】治療前TMR値と予後・再発・転移出現との間に有意な関連(p=0.029、p=0.043、p=0.014)を認めた。また、治療後TMRと予後・再発・転移出現についても有意な関連(p=0.049、p=0.043、p=0.014)が認められた。治療後のMethionine集積残存率に関しては予後・再発および転移出現に関して今回の検討では有意な関係は認められなかった。 【結論】今回の検討で、治療前・後のMethionine集積程度は、頭頸部腺癌の重粒子線治療における予後・再発・転移出現の可能性評価に有用と考えられた。, 第52回 日本口腔外科学会総会・学術大会}, title = {重粒子線治療が施行された頭頚部腺癌のMethionine PET診断と予後評価}, year = {2007} }