@misc{oai:repo.qst.go.jp:00069029, author = {酢屋, 徳啓 and 濱野, 毅 and 須田, 充 and 高田, 真志 and 萩原, 拓也 and 小西, 輝昭 and 宮原, 信幸 and 今関, 等 and 酢屋 徳啓 and 濱野 毅 and 須田 充 and 高田 真志 and 萩原 拓也 and 小西 輝昭 and 宮原 信幸 and 今関 等}, month = {Jul}, note = {中性子発生用加速器システム(NASBEE)におけるターゲットの開発 \n酢屋徳啓2、濱野毅2、須田充2、高田真志3、萩原拓也2、小西輝昭2、宮原信幸2、今関等1 (独)放射線医学総合研究所 研究基盤技術部1  放射線発生装置利用技術開発課2、放射線計測技術開発室3 \n平成15年度に導入した高電流出力型のHVEE社製タンデム加速器を基本としたシステムは、放医研低線量影響実験棟の中性子発生用加速器システム(NASBEE)である。 本システムでは、最大4MeVまで加速した重水素イオンと、金属Beとの(d,n)反応で放出される平均エネルギー2MeV程度の中性子線を提供している。本施設には2つの照射室があり、SPF(特定病原菌未感染)照射室では、SPF環境で飼育された妊娠マウス、ラットなどの低線量生体影響研究に用いられており、もう一つの生物照射室では、ヒト培養細胞を用いた中性子線特異的なDNA損傷誘発機構の解明やその修復機構ついての研究に用いられている。最近の中性子線の生物影響に関する研究では、数百keV〜数MeV級のエネルギーでの生物学的効果比(RBE:放射線荷重係数はこれを基にしている)は、ICRP勧告の放射線荷重係数よりも大きいのではないか、ということが議論されている。このため中性子エネルギースペクトルとその生物影響の因果関係についても注目されており、エネルギーが可変且つ単色性の高さ、更には長期間の照射に対応する運転とそれに対応できるデバイスの開発も必要になってきた。現システムで単色性の高い中性子線を出力するには、LiやBeとの(p, n)反応を利用することが最も有効であるが、この反応断面積はBe(d,n)反応のそれの1/10以下であり、従来行われてきた照射実験と同程度の線量を照射するためには、これまで以上の長時間照射が必要で、ターゲットの劣化が早くなる(通常運用では4MeV 500Aの 重水素イオンビームをターゲットに照射)。また、単色性を確保するためには、冷却水の層をできるだけ薄くする必要がある。さらに将来的には、ターゲット交換を頻繁に行うことが予想される。このような理由から、放射化レベルの高い使用済みターゲットの管理区域内での長期間保管を考慮し、省スペース化をはかれるようにターゲット部と冷却ジャケットが分離できるようにしたターゲットを開発した。今回は中性子照射の線量測定によるLETスペクトルの確認と、よりコンパクトな中性子発生用ターゲットの開発について報告する。, 第20回タンデム加速器およびその周辺技術の研究会}, title = {中性子発生用加速器システム(NASBEE)におけるターゲットの開発}, year = {2007} }