@misc{oai:repo.qst.go.jp:00069012, author = {鈴木, 桂子 and 根本, 明日香 and 田中, 泉 and 輿水, 精一 and 諏訪, 芳秀 and 石原, 弘 and 鈴木 桂子 and 田中 泉 and 石原 弘}, month = {Jul}, note = {【目的】適量飲酒は虚血性心疾患や2型糖尿病の予防因子として知られている。一方、heme oxygenase-1(HO-1)は、hemeを、biliverdin、CO、Fe2+に分解する酵素で細胞保護作用を持ち、種々の細胞で食物成分によるHO-1 mRNAと蛋白の増加が報告されている。 本研究では、各タイプのアルコール飲料コンジェナー( 水とアルコールを除いた成分の総称 )がHO-1の活性化に及ぼす影響を検討した。【方法】ウイスキー、ブランデー、日本酒、ワイン、ビール、焼酎のアルコールを40℃で減圧留去後、凍結乾燥によりコンジェナーを調製した。各コンジェナーをHUVECとRAW 264.7に加えてHO-1の活性化を検討した。【成績】HUVECを各コンジェナーと8時間インキュベート後、western blot法で分析したところ、ウイスキー、ブランデー、ビールの各コンジェナーがHO-1酵素蛋白を誘導した。ウイスキー原酒の貯蔵期間で比較すると、4年から30年まで同程度の誘導活性を示した。次にウイスキーの成分であるフェノール類およびポリフェノール類の活性を調べたところ、coniferyl aldehydeとsinapyl aldehydeが強い活性を示した。 さらに、RAW 264.7をウイスキーコンジェナーと4時間インキュベートしたところ、ウイスキーの100倍と10倍希釈に相当するコンジェナーによりHO-1 mRNAは5倍と71倍に増加した。【結論】虚血-再還流等による血管の障害にHO-1が防御作用を示すことが報告されているが、適量飲酒の健康維持効果にHO-1の誘導が関与することが示唆される。, 第39回日本動脈硬化学会、総会・学術集会}, title = {ヒト臍帯静脈内皮細胞(HUVEC)及びマウスmacrophage細胞(RAW264.7)におけるウイスキー等のアルコール飲料成分によるheme oxygenase-1の誘導}, year = {2007} }