@misc{oai:repo.qst.go.jp:00068998, author = {小畠, 隆行 and Kershaw, Jeffrey and 平野, 好幸 and 富安, もよこ and 野中, 博意 and 池平, 博夫 and 菅野, 巖 and その他 and 小畠 隆行 and Kershaw Jeffrey and 平野 好幸 and 富安 もよこ and 野中 博意 and 池平 博夫 and 菅野 巖}, month = {Jun}, note = {【背景および目的】拡散強調下では、従来観測されるBOLD信号とは異なる信号変化が観測されることが分かってきている。しかし、それらの信号変化の多くはお互いにオーバーラップしているため、分離が困難な場合が多い。今回我々は、異なる拡散強調下でのfMRIを撮像し、その信号源の分離および評価を試みた。 【方法】健常ボランティア8名を対象に、3T GE社製EXCITE2を用いて研究を行った(TR/TE = 2000 /71.2s, 3.75x3.75x4mm pixels)。b-factor=0, 200, 1400s/mm2に設定し、チェッカーボード視覚提示によるblock designのアクティベーション (activation 40s, rest 80s, 4 cycles)を行った。得られた信号を、拡散係数の違いから血管内(IV)、fast-diffusion phase (FDP)、slow-diffusion pahse(SDP)の3通りに分離し、それぞれのフェーズでの信号変化を求めた。 【結果】b=200のfMRIはb=0の時と比較すると、賦活時の信号は著しく減少していたが、刺激後のundershoot(以降、undershoot)に大きな変化はなかった。b=1400のfMRIはb=200の時と比較すると賦活時の信号は増加しているがundershootの大きさは減少していた。3フェーズ解析では、FDP, SDPは賦活時には同程度の信号変化があり、IVでは比較的大きな信号変化であった。undershootはFDPで著しく大きく、IVではわずかに変化が認められ、SDPではほとんど信号変化の確認はできなかった。 【考察および結論】異なる拡散強調をかけた場合、賦活時の信号と刺激後のundershootでは異なる変化を示した。この結果は、得られた信号に複数の信号源が含まれていることを示唆している。またBOLD信号に認められるundershootは、SDPの信号からはほとんど確認できなかったことから、SDPの信号源はBOLDとは異なるものである可能性が高い。, 第2回日本分子イメージング学会総会・学術集会}, title = {脳内水分子の分画化によるfMRI信号源の探索}, year = {2007} }