@misc{oai:repo.qst.go.jp:00068851, author = {田辺, 耕士 and 岸本, 理和 and 小松, 秀平 and 神立, 進 and 溝江, 純悦 and 田辺 耕士 and 岸本 理和 and 小松 秀平 and 神立 進 and 溝江 純悦}, month = {Apr}, note = {【目的】頭頸部悪性黒色腫の拡散強調像とその重粒子線治療前後における変化の検討。【方法】放医研で重粒子線治療前にDWIBS(diffusion weighted imaging with back-ground body signal suppression)を行った頭頸部悪性黒色腫症例10例(男性4名、女性6名、平均63.9才)を対象とした。原発部位は鼻腔・副鼻腔8例、咽頭1例、眼窩1例で、病理診断の結果はmelanotic melanoma 8例、amelanotic melanoma 2例であった。このうち治療後にもDWIBSを行った6例については、治療前後の変化も調べた。脂肪抑制にはSTIRを用い、b factorは0および1000とした。腫瘍のADCはT2WIまたはb=0の画像上でROIを設定し、その設定をDWI上にコピーして測定した。DWIでの病変の同定の可否、信号強度、腫瘍のADC値、これらとT2WIでの信号との関係を調べた。【結果】T2WIで低信号の腫瘍が1例あったが、DWIでは10例とも明瞭に高信号に同定された。信号は均一なものが多く、不均一なものは2例であった。腫瘍のADC値は(0.88±0.18)×10-3m?/sであった。melanotic melanomaとamelanotic melanoma に差はなかった。治療後の検討を行えた6例では、全例でDWIの信号が低下し、治療後のADC値は(1.65±0.45)×10-3m?/sで全例において上昇した。治療後、T1・T2WIで変化が見られない時期に、DWIでの信号やADC値の変化が見られた症例が1例あった。治療後の経過が観察できた3例では腫瘍の縮小が見られた。【結論】DWIで頭頸部悪性黒色腫は明瞭に高信号に抽出され、そのADC値は(0.88±0.18)×10-3m?/sであった。重粒子線治療後は全例で信号が低下し、ADC値が上昇した。これらの変化がT2WIでの信号強度や腫瘍の大きさの変化に先行する症例もあった。, 第65回日本医学放射線学会学術集会}, title = {頭頸部悪性黒色腫の拡散強調画像とその重粒子線治療による変化}, year = {2006} }