@misc{oai:repo.qst.go.jp:00068800, author = {于, 冬 and 野口, 実穂 and 関根, 絵美子 and 二宮, 康晴 and 藤森, 亮 and 岡安, 隆一 and その他 and 于 冬 and 野口 実穂 and 関根 絵美子 and 二宮 康晴 and 藤森 亮 and 岡安 隆一}, month = {Sep}, note = {Heat-shock protein 90 (Hsp90) は ubiquitous 分子シャペロンタンパク質で、様々なタンパク質の安定、活性化や細胞周期チェックポイント、シグナル伝達機構、転写の調節と関連している。我々はプラスミドによりIGF-IRを過剰発現させたHeLa細胞(HeLa-IGF-IR)を用いて、Hsp90 阻害剤(17AAG)による放射線増感効果を検討した。Hela 及びHeLa-IGF-IR 細胞を150nMの17-AAGで24時間前処理し放射線感受性をコロニー形成法によって評価した。またMTT法、Westernblot、さらにapoptosisに対して免疫蛍光法やFlowcytometryも行い、放射線感受性を調べた。HeLa-IGF-IR細胞はHeLa細胞と比較し有意に放射線抵抗性を示したが、150nMの17-AAGを加えることによって、HeLa-IGF-IR細胞の放射線抵抗性は失われた。HeLa-IGF-IR細胞では17-AAGを加えることで、放射線照射後のPARP発現量が減少、またアポトーシスも増加することも確認した。MTT assayにより、17-AAG付加後、HeLa-IGF-IR細胞はHeLa細胞より成長が抑制された。IGF-IRを過剰発現しているような腫瘍では、IGF-IRタンパクを安定化するHsp90 阻害剤を用いることにより、下流のPI3-K, MAPKによる生存シグナル伝達経路を阻害し、アポトーシスが増加することで、有効な放射線増感につながる可能性があり、臨床応用が期待される。, 日本放射線影響学会第49回大会}, title = {Hsp90 inhibitorを用いた放射線増感による抗腫瘍効果の研究}, year = {2006} }